特許
J-GLOBAL ID:200903058126963207
燃料電池装置および燃料電池装置の温度調整方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-165130
公開番号(公開出願番号):特開平10-340734
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池の内部温度を、最適な温度により近い状態で平均化する。【解決手段】 燃料電池装置20において、冷却水路28内を循環する冷却水は、燃料電池22内で熱交換して昇温した後に、ラジエータ26において降温し、再び燃料電池22に供給される。冷却水路28内を冷却水が循環する駆動力は、冷却水ポンプ30によって供給される。このとき、燃料電池22における入り口部冷却水温T1 と出口部冷却水温T2 とをそれぞれ測定し、T1 とT2 との差ΔTを求める。ΔTが5°C以上のときには、燃料電池22の内部温度が所定の不均一状態であると判断し、冷却水ポンプ30の駆動電圧を上昇させて、燃料電池22の内部温度の平均化を図る。
請求項(抜粋):
少なくとも水素を含有する燃料ガスと、少なくとも酸素を含有する酸化ガスとの供給を受け、前記両ガスを用いた電気化学反応により起電力を得る燃料電池を備える燃料電池装置であって、前記燃料電池内を通過することによって前記燃料電池を冷却する冷却液を、前記燃料電池に供給する冷却液供給手段と、前記燃料電池における温度の分布状態を反映する値を検出する温度分布状態検出手段と、前記温度分布状態検出手段による検出結果に基づいて、前記燃料電池における温度の分布状態が所定の不均一状態にあるか否かを判断し、所定の不均一状態にあると判断したときに、前記冷却液供給手段を制御して、前記燃料電池に供給する前記冷却液の単位時間当たりの流量を増加させる冷却液供給制御手段とを備える燃料電池装置。
FI (2件):
H01M 8/04 T
, H01M 8/04 J
引用特許: