特許
J-GLOBAL ID:200903058147141703

動圧軸受スピンドルモータ及びこれを用いた回転ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-006622
公開番号(公開出願番号):特開平9-200998
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】磁気ディスク装置等の小形スピンドルモータの必要な回転精度,軸受剛性を得ると共に、量産化を可能にしてコスト低減を図る。【解決手段】スピンドルモータの回転シャフト2をラジアル軸受部4aを有するすべり軸受4により支持する。すべり軸受4は焼結含油軸受で、軸受内周4a・シャフト2外周間の隙間17に潤滑剤が介在し、軸受内周面4aには、軸受中心と同心をなして隙間17の最小部分c1を決定する同心円弧面16と、隙間17がシャフト回転方向に向かって次第に狭まって同心円弧面16につながるよう軸受中心から偏心した偏心円弧面15とが、それぞれ3つ以上形成される。同心円弧面16の円弧角θ2が偏心円弧面15の円弧角θ1に対して相対比で0.05〜0.1、偏心円弧面15のシャフト2に対する最大隙間c2が最小隙間c1の2〜6倍である。
請求項(抜粋):
回転シャフトが少なくともラジアルすべり軸受により支持されるスピンドルモータであって、前記ラジアルすべり軸受は、次の要件を備える動圧軸受、すなわち、含油性を有する焼結金属の型成形体であって、軸受内周・回転シャフト外周間の隙間に潤滑剤が介在し、軸受内周面には、軸受中心と同心をなして前記隙間の最小部分を決定する同心円弧面と、前記隙間がシャフト回転方向に向かって次第に狭まって前記同心円弧面につながるよう軸受中心から偏心した偏心円弧面とが、それぞれ3つ以上,同心円弧面同士及び偏心円弧面同士で等角度配置になるよう形成され、且つ、前記同心円弧面の円弧角が前記偏心円弧面の円弧角に対して相対比で0.05〜0.1の範囲にあり、前記偏心円弧面の前記回転シャフトに対する最大隙間が最小隙間の2〜6倍の範囲にある動圧軸受であることを特徴とする動圧軸受スピンドルモータ。
IPC (5件):
H02K 5/167 ,  F16C 17/02 ,  G11B 19/20 ,  H02K 7/08 ,  H02K 29/00
FI (5件):
H02K 5/167 A ,  F16C 17/02 Z ,  G11B 19/20 E ,  H02K 7/08 Z ,  H02K 29/00 Z
引用特許:
審査官引用 (11件)
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