特許
J-GLOBAL ID:200903058167710240

廃棄物の熱分解溶融燃焼装置とこれに用いる脱塩化水素処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227961
公開番号(公開出願番号):特開平11-057654
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 化石燃料を用いることなく熱分解ガスの熱エネルギーを用いて熱分解ドラム内の廃棄物の加熱を行ない、熱分解ドラムの腐食速度を低下させると共に、熱分解ガス中の炭化水素成分の凝縮を防いでタール生成を無くし、円滑な脱塩化水素処理を行なう廃棄物の熱分解溶融燃焼装置の提供。【解決手段】 廃棄物を熱分解する熱分解ドラム4と、熱分解ドラムの加熱ガスに熱を供給する加熱用熱源装置10と、熱分解ガスと熱分解残留物を分別して得た細粒とを燃焼させる溶融燃焼装置9とを備え加熱用熱源装置を、熱分解ガスの一部を処理して塩化水素を除去する脱塩化水素処理装置11と、脱塩化水素処理をした後の熱分解ガスを燃焼させる熱分解ガス燃焼装置12とから構成すると共に、脱塩化水素処理装置に加熱装置を設け、熱分解ガスの温度をガス中の炭化水素成分の凝縮温度よりも高い温度に保持する。
請求項(抜粋):
廃棄物を熱分解して熱分解ガスと熱分解残留物とにする熱分解ドラムと、熱分解ドラムの加熱ガスに熱を供給する加熱用熱源装置と、熱分解ガスと熱分解残留物を分別して得た細粒とを燃焼させる溶融燃焼装置とを備えた廃棄物の熱分解溶融燃焼装置に於いて、前記加熱用熱源装置を、熱分解ドラムから取り出した熱分解ガスの一部を処理して塩化水素を除去する脱塩化水素処理装置と、前記脱塩化水素処理をした後の熱分解ガスを燃焼させる熱分解ガス燃焼装置とから構成すると共に、脱塩化水素処理装置に加熱装置を設け、当該加熱装置により熱分解ガスの温度を熱分解ガス中の炭化水素成分が凝縮する温度よりも高い温度に保持する構成としたことを特徴とする廃棄物の熱分解溶融燃焼装置。
IPC (4件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/68
FI (5件):
B09B 3/00 302 F ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 134 A ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 K
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (4件)
  • 廃棄物処理装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-182450   出願人:三井造船株式会社
  • 特開昭57-001422
  • 特開昭59-080317
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