特許
J-GLOBAL ID:200903058178604817

窒素酸化物濃度検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084070
公開番号(公開出願番号):特開平10-325825
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 NOx濃度を簡単な回路で高精度に検出できる窒素酸化物濃度測定器を提供する。【解決手段】 拡散律速層4dを介して被測定ガス側に連通した第1測定室20と、拡散制限層6d,22dを介して第1測定室20と連通した第2測定室26を有し、Vsセル6の出力が基準電圧VCOとなるように第1ポンプ電流IP1を制御することにより、第2測定室26に流入する酸素量を一定に制御すると共に、第2ポンプセル8に定電圧を印加して第2測定室26内のNOx成分を分解させて酸素を汲み出すことにより、第1及び第2ポンプ電流IP1,IP2の検出信号VIP1,VIP2からNOx濃度を検出するNOxセンサにおいて、Vsセル6の第1測定室20側電極6bを拡散制限層6d周縁又はその上部に形成する。この結果、Vsセル6により、第1測定室20から第2測定室26に流入する酸素量を正確に検出できるようになり、VIP1,VIP2からNOx濃度を高精度に検出できる。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性の固体電解質層を多孔質の電極で挟んでなる第1酸素ポンピングセル及び酸素濃度測定セルを有し、第1拡散律速層を介して被測定ガス側に連通された第1測定室と、酸素イオン伝導性の固体電解質層を多孔質の電極で挟んでなる第2酸素ポンピングセルを有し、第2拡散律速層を介して前記第1測定室と連通された第2測定室と、を備え、前記酸素濃度測定セルの出力電圧が一定値となるように前記第1酸素ポンピングセルにて前記第1測定室から酸素を汲み出すと共に、前記第2酸素ポンピングセルに前記第2測定室から酸素を汲み出す方向に一定電圧を印加することにより、該第1酸素ポンピングセルに流れる電流及び該第2酸素ポンピングセルに流れる電流から被測定ガス中の窒素酸化物を検出する窒素酸化物濃度検出器において、前記酸素濃度測定セルを、前記第1測定室内の酸素分布に影響されることなく、前記第1測定室から前記第1拡散律速層を通って前記第2測定室側に流れる被測定ガスの酸素量を検出可能な位置に配置したことを特徴とする窒素酸化物濃度検出器。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/419
FI (2件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 327 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

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