特許
J-GLOBAL ID:200903058185836570
燃料電池を搭載した車両の空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-227507
公開番号(公開出願番号):特開2007-038950
出願日: 2005年08月05日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】本発明は、システムに必要な機器からの廃熱を利用し、新たな熱源を設けることのない燃料電池を搭載した車両の空調装置を実現することを目的としている。【解決手段】このため、暖房手段と、コンプレッサと、冷却機能部と加熱機能部を有する冷却器とを備えた燃料電池を搭載した車両の空調装置において、冷却水通路は、燃料電池の冷却水排出側と冷却器を連結する連絡通路と、冷却器と冷却水ポンプを連結する通路途中に3つの並列通路とを備え、3つの通路は、暖房手段と連結する第1の通路と、冷却水冷却用ラジエータと連結する第2の通路と、第2の通路をバイパスする第3の通路とから構成され、第1の通路の暖房手段より冷却器側に開閉弁を設け、冷却水を第2と第3の通路の一方にだけ流す切換弁を設け、開閉弁は冷却水温が第1設定値より高くかつ暖房使用時に開放され、切換弁は暖房使用状態でかつ冷却水温の値に応じて切り換えられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃料電池を冷却するための冷却水通路から排出される熱を熱源として用いた暖房手段と、前記燃料電池へ供給する空気を圧縮するコンプレッサと、このコンプレッサに圧縮された空気を冷却する冷却機能部と、空気を冷却するときに排出される熱により前記冷却水通路内の冷却水を加熱する加熱機能部とを有する冷却器とを備えた燃料電池を搭載した車両の空調装置において、前記冷却水通路は、前記燃料電池の冷却水排出側と前記冷却器とを連結する連絡通路と、冷却器と冷却水ポンプとを連結する通路の途中に3つの並列通路とを備え、3つの通路は、前記暖房手段と連結する第1の通路と、冷却水冷却用ラジエータと連結する第2の通路と、この第2の通路をバイパスする第3の通路とから構成され、前記第1の通路の暖房手段より冷却器側に開閉弁を設け、冷却水が、前記第2の通路と前記第3の通路とのいずれか一方にしか流れないように切り換える切換弁を設け、前記開閉弁は、冷却水温が第1設定値より高く、かつ暖房使用時に開放されるとともに、前記切換弁は、暖房使用状態で、かつ冷却水温の値に応じて切り換えられることを特徴とする燃料電池を搭載した車両の空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/22
, H01M 8/00
, H01M 8/04
FI (3件):
B60H1/22 671
, H01M8/00 Z
, H01M8/04 J
Fターム (5件):
5H026AA06
, 5H027AA06
, 5H027CC06
, 5H027DD06
, 5H027MM16
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
特許第3141606号公報
-
車室内除湿構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-033984
出願人:日産自動車株式会社
-
燃料電池自動車
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-314744
出願人:株式会社日立製作所
前のページに戻る