特許
J-GLOBAL ID:200903058215576594

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-186080
公開番号(公開出願番号):特開2006-009640
出願日: 2004年06月24日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】近年の冷凍空調機器の高効率化に伴い、スクロール圧縮機が低圧縮比で運転されることが多くなってきており、このような運転条件下で旋回スクロールが固定スクロールから引き離され、転覆しながら運転される場合が多く、また、固定スクロールと旋回スクロールとの摺動面での信頼性が低下することがあった。【解決手段】背圧空間29の圧力を、圧縮室15の吸入室の圧力に対して、0.5〜2.0MPaに設定することにより、冷媒に二酸化炭素を用いたヒートポンプ給湯システムなどでは、システムの特性上非常に低い圧縮比でスクロール圧縮機が運転される場合でも、旋回スクロール13が固定スクロール12から引き離されることを防止でき、高効率なスクロール圧縮機を実現することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
鏡板から渦巻きラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、旋回スクロールを自転拘束機構による自転の拘束のもとに円軌道に沿って旋回させたとき圧縮室が容積を変えながら移動することで、吸入、圧縮、吐出を行うスクロール圧縮機において、二酸化炭素を冷媒とし、前記旋回スクロールの背面に形成される背圧空間の圧力を前記圧縮室における吸入室の圧力に対して、0.5〜2.0MPaと一定の圧力差にしたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (1件):
F04C 18/02
FI (1件):
F04C18/02 311X
Fターム (12件):
3H039AA06 ,  3H039AA12 ,  3H039BB01 ,  3H039BB03 ,  3H039BB25 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC08 ,  3H039CC24 ,  3H039CC26 ,  3H039CC30 ,  3H039CC40
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭53-119412号公報
  • 密閉形スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-264053   出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (3件)

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