特許
J-GLOBAL ID:200903058277703860

トルクコンバータのロックアップダンパ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 好昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-030242
公開番号(公開出願番号):特開2008-196540
出願日: 2007年02月09日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】本発明は、部材及び構造の強度を低下させることなく弾性部材を低剛性化して回転変動の吸収効率を高めることができるトルクコンバータのロックアップダンパ機構を提供することを目的とするものである。【解決手段】ロックアップダンパ機構18は、入力側プレート20、中間プレート40及び出力側プレート30を備えており、これらのプレートは直列に配列されたコイルスプリング70及び71の付勢力により一体で回転するようになっている。入力側プレート20にトルクが加わると、コイルスプリング70及び71が圧縮変形されていき、低剛性の状態になる。入力側プレート20と中間部レート40が当接部22c及び41aで当接するようになると、コイルスプリング71だけが圧縮されるようになって高剛性の状態に切り換えられる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
エンジンの回転が伝達されるフロントカバーに接離するピストンと出力軸に固定されたタービンランナとの間に設けられてピストン側からタービンランナ側に回転変動を吸収しながらトルクを伝達するトルクコンバータのロックアップダンパ機構であって、 前記ピストンに連結された入力側部材と、前記タービンランナに連結された出力側部材と、入力側部材及び出力側部材の回転方向に沿って直列に配置されて両者の間を弾性的に連結する第一及び第二弾性部材からなる少なくとも1つの対の弾性部材と、入力側部材及び出力側部材に対して相対的に回転可能に設けられるとともに第一及び第二弾性部材の間に配置されて当該弾性部材を支持する中間支持部が形成された中間部材とを備え、 前記入力側部材及び前記出力側部材が相対的に第一回転角度ずれることで前記第一及び第二弾性部材が圧縮変形して前記入力側部材又は前記出力側部材と前記中間支持部とが当接した状態になるように設定されていることを特徴とするロックアップダンパ機構。
IPC (2件):
F16H 45/02 ,  F16F 15/134
FI (2件):
F16H45/02 Y ,  F16F15/134 A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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