特許
J-GLOBAL ID:200903058327000725

発電設備の系統連系保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-007987
公開番号(公開出願番号):特開2002-218659
出願日: 2001年01月16日
公開日(公表日): 2002年08月02日
要約:
【要約】【課題】高価な転送遮断装置を設けることなく、系統連系中の自家用発電設備の単独運転を自家用発電設備側で確実にかつ容易に検出して保護すること。【解決手段】遮断器を介して系統電源と連系される自家用発電設備10の出力周波数およびその変化率を検出し、周波数変化率が正の場合は自家用発電設備10の進み無効電力を増加させ、負の場合は遅れ無効電力を増加させる電圧変動基準を出力し、また自家用発電設備10の電圧制御にかかる応答特性(伝達関数)を補償するように電圧変動基準を補償して得られる電圧変動基準を自家用発電設備10の自動電圧調整装置13の電圧基準に加算することで生じる自家用発電設備13の電圧変動に伴なって助長される周波数変動を検出し、遮断器を開放して系統母線から自家用発電設備10を解列させる。
請求項(抜粋):
遮断器を介して系統電源と連系される自家用発電設備の系統連系保護装置において、前記自家用発電設備の出力から周波数を検出する周波数検出手段と、前記周波数検出手段により検出された周波数の変化率を検出する周波数変化率検出手段と、前記周波数変化率検出手段により検出された周波数変化率に基づいて、当該周波数変化率が正である場合には前記自家用発電設備の進み無効電力を増加(出力電圧を低下)させ、前記周波数変化率が負である場合には前記自家用発電設備の遅れ無効電力を増加(出力電圧を上昇)させる電圧変動基準をそれぞれ出力するように、前記周波数変化率と電圧変動基準との関係を関数で定義する電圧変動基準決定手段と、前記電圧変動基準決定手段から出力される電圧変動基準を入力とし、前記自家用発電設備の電圧制御にかかる応答特性(伝達関数)を補償するように前記電圧変動基準を補償する伝達関数補償手段と、前記伝達関数補償手段により補償して得られた前記電圧変動基準を前記発電設備の自動電圧調整装置の電圧基準に加算することで生じる前記自家用発電設備の電圧変動に伴なって助長される周波数変動を検出し、前記遮断器を開放して系統母線から前記自家用発電設備を解列させる保護手段と、を備えて成ることを特徴とする発電設備の系統連系保護装置。
IPC (2件):
H02J 3/38 ,  H02H 3/46
FI (2件):
H02J 3/38 W ,  H02H 3/46 D
Fターム (2件):
5G066AB01 ,  5G066AC10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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