特許
J-GLOBAL ID:200903058336340172

内燃機関の可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049078
公開番号(公開出願番号):特開平11-247637
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 バルブ作動角を大きくした場合におけるエンジン消費動力を低減し、燃費の悪化を防止し得る内燃機関の可変動弁装置を提供する。【解決手段】 カムシャフト3と制御シャフト12にはリンク機構Lが掛け渡されている。リンク機構Lは、カムシャフト3の偏心カム4の回動に伴って作動して吸気弁10を開閉する。制御シャフト12は、コントローラ102によって作動制御されるアクチュエータ101に連繋されている。コントローラ102は、機関の運転状態を検知し、アクチュエータ101を介して制御シャフト12の回動を制御し、リンク機構Lの姿勢を変化させて吸気弁10のバルブ開閉時期を変化させず、バルブリフト量を小さくするようになっている。その結果、バルブスプリングの反力が小さくなり、カムシャフト3の駆動抵抗が小さくなり、機関の消費動力が低減し、燃費が向上する。
請求項(抜粋):
機関の回転に同期して回転し、外周に偏心カムを有するカムシャフトと、上記カムシャフトに対して平行に配置され、外周に制御カムを有する制御シャフトと、上記カムシャフトと上記制御シャフトに掛け渡され、上記カムシャフトの偏心カムの回動に伴って作動して吸・排気弁を開閉するリンク機構と、上記制御シャフトを回動させることにより、上記リンク機構の姿勢を変化させて上記吸・排気弁のバルブ開・閉時期とバルブリフト量を変化させるアクチュエータと、機関の運転状態を検知し、上記アクチュエータの作動を制御する制御手段と、を備えた内燃機関の可変動弁装置であって、上記制御手段が、バルブ開・閉時期を変化させず且つ最大バルブリフト量を低下させるように、上記アクチュエータを作動制御することを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00
FI (2件):
F01L 13/00 301 Z ,  F01L 13/00 301 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭55-137305
  • 特開平3-168309
  • バルブリフト量連続可変機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-230193   出願人:本田技研工業株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特開平3-168309
  • 内燃機関の可変動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-222495   出願人:株式会社ユニシアジェックス, 日産自動車株式会社
  • 特開昭55-137305
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