特許
J-GLOBAL ID:200903058350289147

産業機械の故障診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下田 容一郎 ,  田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-366621
公開番号(公開出願番号):特開2007-172150
出願日: 2005年12月20日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】サーボモータを駆動源とするロボットなどの産業機械を対象として、多種類のサーボモータを一元管理することができる技術を提供する。【解決手段】故障診断装置50は、データ変換部65と、判定部66と、変動幅管理値メモリー67と、警報部68とを含む。変動幅管理値メモリー67には、第2サーボモータ22のための変動幅管理値、第3サーボモータ25のための変動幅管理値、揺動用サーボモータ39のための変動幅管理値を記憶させる。変動幅管理値とトルク情報(一定期間の最大変動幅の平均値)を比較して、故障診断を実施することができる。【効果】一元管理が実現すれば、管理が容易になると共に、故障診断システムを1組で済ませることができてシステムの設置スペースを圧縮することができる。【選択図】図10
請求項(抜粋):
サーボモータを駆動源とし、このサーボモータの出力を減速機などの動力伝達機構を介して伝達し、負荷を駆動するロボットなどの産業機械を対象として故障診断を行う産業機械の故障診断方法において、 基礎データ取得段階で、起動から停止までを単位として前記サーボモータから発生するトルク情報を取得する工程と、1単位中でのトルクの最大変動幅を決定する工程と、複数回分の最大変動幅を集めて第1次平均値を求める工程と、この第1次平均値に1.0を超える係数を乗じることで変動幅管理値を決める工程と、 この変動幅管理値を決めた後に、起動から停止までを単位として前記サーボモータから発生するトルク情報を取得する工程と、1単位中でのトルクの最大変動幅を決定する工程と、複数回分の最大変動幅を集めて第2次平均値を求める工程と、この第2次平均値が前記変動幅管理値を超えているか否かを比較する工程と、この比較で第2次平均値が前記変動幅管理値を超えているときには故障と判定する工程とからなることを特徴とする産業機械の故障診断方法。
IPC (1件):
G05B 23/02
FI (2件):
G05B23/02 V ,  G05B23/02 301X
Fターム (7件):
5H223AA06 ,  5H223BB08 ,  5H223CC01 ,  5H223DD03 ,  5H223DD09 ,  5H223EE06 ,  5H223FF01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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