特許
J-GLOBAL ID:200903058355369270

サブバンド符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-328708
公開番号(公開出願番号):特開平8-186815
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 高圧縮効率で映像信号を圧縮することができ、復元画像の画質劣化が少ないウェーブレット変換を用いたサブバンド符号化方法を提供する。【構成】 ディジタル映像信号を2次元多階層のウェーブレット変換により空間周波数領域において垂直方向及び水平方向で複数の周波数帯域に分割し、ディジタル映像信号の標本化単位毎に8×8のようなデータ数からなる複数のデータブロックに並び換え、データブロック内のデータを所定の順序で走査してデータ列を生成する際に、そのデータ走査を、0ランが発生し易いように行なう。【効果】 0ランの発生が多くなるので、ランレングス符号化において効率の良い符号化が行なわれることになり、高圧縮効率で映像信号を圧縮することができ、その復元画像の画質劣化が少ないものにすることができる。
請求項(抜粋):
ディジタル映像信号を2次元多階層(n階層)のウェーブレット変換により空間周波数領域において垂直方向及び水平方向で複数の周波数帯域に分割し、前記ディジタル映像信号の標本化単位毎に前記複数の周波数帯域からその各周波数帯域内のデータ数に応じた数のデータを抽出して各々が2n×2nのデータ数からなる複数のデータブロックに並び換え、前記データブロック内のデータを所定の順序で走査してデータ列を生成し、ランレングス符号化を行なうサブバンド符号化方法であって、前記データブロック内のデータ走査を、最も低い周波数成分を含む階層から抽出されたデータから最も高い周波数成分を含む階層から抽出されたデータへ向けて行ない、同一の階層から抽出されたデータについては垂直方向に高域で水平方向に低域のLH帯域からの抽出データ、垂直方向に低域で水平方向に高域のHL帯域からの抽出データ、そして垂直方向及び水平方向共に高域のHH帯域からの抽出データというデータ順に行ない、前記LH帯域からの抽出データについては水平方向に、前記HL帯域からの抽出データについては垂直方向に行なうことを特徴とするサブハンド符号化方法。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  G06T 9/00 ,  H03M 7/30 ,  H03M 7/46
FI (2件):
H04N 7/133 Z ,  G06F 15/66 330 H
引用特許:
審査官引用 (3件)

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