特許
J-GLOBAL ID:200903058394865552

温間成形加工品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-023498
公開番号(公開出願番号):特開2006-205244
出願日: 2005年01月31日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】成形性に優れると共に、優れたベークハード性を発揮できるアルミニウム合金板の温間成形加工品及びその製造方法を提供すること。【解決手段】Siを0.5〜2.0mass%、Mgを0.2〜1.5mass%含有し、かつT4処理されたAl-Mg-Si系アルミニウム合金板からなる素材板1を温間成形してなる温間成形加工品及びその製造方法である。その製造方法においては、保持工程と成形工程とを行う。保持工程においては、素材板1の端部を成形装置2のダイス22としわ押さえ23とで挟持する。成形工程においては、成形装置2のパンチ21をダイス22に対して相対的に前進させて素材板1を成形する。保持工程及び成形工程においては、ダイス22としわ押さえ23とによって狭持した素材板1のフランジ部15及びパンチ21の温度及び時間を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
パンチ、ダイス、及びしわ押さえを具備する成形装置を用いて、Al-Mg-Si系アルミニウム合金板よりなる素材板を温間成形して温間成形加工品を製造する方法において、 上記素材板としては、Siを0.5〜2.0mass%、Mgを0.2〜1.5mass%含有し、かつT4処理されたAl-Mg-Si系アルミニウム合金板を採用し、 上記素材板の端部を上記成形装置の上記ダイスと上記しわ押さえとで挟持する保持工程と、 上記成形装置の上記パンチを上記ダイスに対して相対的に前進させて上記素材板を成形する成形工程とを有し、 上記保持工程においては、上記素材板の上記ダイスと上記しわ押さえとによって狭持したフランジ部を温度T(150≦T≦300)°Cにt1(t1=-0.1×T+31)分間以下加熱保持し、 上記成形工程においては、上記パンチの温度を上記フランジ部の温度T°Cよりも30°C以上低い温度に保持した状態で、成形時間t2(t2=-0.06×T+20)分間以内で成形を行うことを特徴とする温間成形加工品の製造方法。
IPC (4件):
B21D 22/20 ,  B21D 24/00 ,  C22C 21/02 ,  C22F 1/043
FI (5件):
B21D22/20 H ,  B21D22/20 E ,  B21D24/00 M ,  C22C21/02 ,  C22F1/043
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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