特許
J-GLOBAL ID:200903058629525401

エンジンの燃料噴射方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-277974
公開番号(公開出願番号):特開平11-101149
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 この発明は,各インジェクタの燃料噴射時期にバラツキがあっても,燃料噴射時期が基本目標噴射時期に一致するようにインジェクタへの噴射指令信号の出力時期を決定して,エンジンの排気ガス性能等の向上を図る。【解決手段】 コモンレール圧力の低下開始前の平均圧力Paを示す直線Lpとコモンレール圧力の最大低下傾斜を有する一次近似直線Ldとの交点の時間T2が,コモンレール圧力の低下開始時期とみなされる。時間T2 と平均圧力Paとに基づいて,インジェクタへの噴射指令信号の出力時期T0 から実際の燃料噴射時期T1 までの時間遅れΔTdが算出される。噴射指令信号の出力時期T0 は,運転状態から求められる基本目標噴射時期Tbから時間遅れΔTdを逆上った時期として決定される。
請求項(抜粋):
燃料ポンプによって送り出された燃料をコモンレールに貯留し,前記コモンレールからの前記燃料を噴射指令信号に基づいて駆動されるインジェクタに形成された噴孔から燃焼室に噴射し,エンジン運転状態に基づいて予め決められている基本目標噴射時期から現在の前記エンジン運転状態に対応した前記基本目標噴射時期を決定し,少なくとも燃料噴射開始後の前記コモンレール圧力の低下開始時期を変数とする予め定められた関数によって前記噴射指令信号の出力時期から前記インジェクタからの燃料噴射が開始される燃料噴射時期までの噴射遅れ時間を求め,前記基本目標噴射時期と前記噴射遅れ時間とから前記噴射指令信号の前記出力時期を決定するエンジンの燃料噴射方法。
IPC (2件):
F02D 41/40 ,  F02M 55/02 350
FI (2件):
F02D 41/40 E ,  F02M 55/02 350 E
引用特許:
審査官引用 (3件)

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