特許
J-GLOBAL ID:200903058640933597

内燃機関用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-134904
公開番号(公開出願番号):特開平10-325384
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 点火装置の保護機能として電流制限機能を持ち、電流制限時の一次電流およびコレクタ電圧の跳ね上がり現象を効果的に抑制した安全性の高い内燃機関用点火装置を提供する。【解決手段】 点火コイル20を制御するスイッチング素子をIGBT21で構成し、IGBT21の電流制限値の設定を制御用トランジスタ33のベースに印加するバイアス電圧で設定し、制御用トランジスタ33のエミッタを電流検出回路に接続してエミッタフォロワとすることによりエミッタの電圧上昇で次段トランジスタ36をオン/オフさせて電流制限をかける構成とし、前記バイアス電圧はダイオード32を通しかつチャージ用のコンデンサ38を介して制御用トランジスタ33のベースに印加し、次段トランジスタ36のベース電圧からフィードバック抵抗37を介してバイアス電圧にフィードバックすることで電流制限のかかり始めに発生するIGBTのコレクタ電圧の跳ね上がりを抑制する。
請求項(抜粋):
電子制御装置から出力される点火制御信号に応じて点火コイルに流れる一次電流を通電、遮断制御してその二次側に高電圧を発生させるスイッチング素子をIGBTで構成し、該IGBTの過電流保護としての電流制限回路を有する内燃機関用点火装置において、前記電流制限回路は、前記IGBTの制御回路と、電流制限値を設定する制御基準電圧回路とを備え、前記制御回路の電源を前記電子制御装置からの点火制御信号から取り、前記制御基準電圧回路に基準電圧を緩やかに変化させるためのコンデンサを接続し、電流制限を緩やかにかけることにより電流制限のかかり始めに発生する前記IGBTのコレクタ電圧の跳ね上がりを抑制したことを特徴とする内燃機関用点火装置。
IPC (4件):
F02P 3/055 ,  H01F 38/12 ,  H03K 17/16 ,  H03K 17/56
FI (4件):
F02P 3/055 Z ,  H03K 17/16 M ,  H01F 31/00 501 L ,  H03K 17/56 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-048435   出願人:富士電機株式会社
  • 特開昭61-052010
  • 半導体出力回路装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-211936   出願人:松下電子工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-048435   出願人:富士電機株式会社
  • 特開昭61-052010

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