特許
J-GLOBAL ID:200903058679428237

暗号化方法及び復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-069944
公開番号(公開出願番号):特開平10-271104
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 暗号化方法及び復号化方法に関し、少ない管理負担で従来より安全かつ確実に機密保持を図る。【解決手段】 暗号化では、最初に、乱数発生装置で生成したマスタ鍵を分割して、N個のファイルに対応するN個の種を求める。そして、N個のファイルごとに、ファイルの属性情報及びマスタ鍵に基づいてファイル暗号鍵を求め、このファイル暗号鍵を用いて、ファイルを暗号化して暗号化ファイルを生成し、種及び属性情報を暗号化ファイル中に格納する。最後に、マスタ鍵を消去する。復号化では、最初に、暗号化ファイル中に格納された種を取り出し、この取り出した複数の種からマスタ鍵を復元する。そして、N個の暗号化ファイルごとに、暗号化ファイル中に格納された属性情報及びマスタ鍵に基づいてファイル暗号鍵を求め、このファイル暗号鍵を用いて、暗号化ファイルを復号化して元のファイルを復元する。
請求項(抜粋):
N個のファイルに共通なマスタ鍵を用いてN個のファイルのそれぞれを暗号化したN個の暗号化ファイルを生成する暗号化方法において、最初にひとつのマスタ鍵を生成し、前記マスタ鍵を所定の種分割規則にしたがって分割して前記N個のファイルのそれぞれに対応するN個の種を求め、前記N個のファイルの各々に固有の属性情報と前記マスタ鍵とに基づいて、当該ファイルに対応する前記ファイル暗号鍵を求め、このファイル暗号鍵を用いて当該ファイルを暗号化して、当該ファイルに対応する前記暗号化ファイルを生成し、前記種及び前記属性情報を前記暗号化ファイルとともに格納した後、暗号化に用いたすべての前記ファイル暗号鍵及び前記マスタ鍵を消去することを特徴とする暗号化方法。
IPC (3件):
H04L 9/08 ,  G06F 12/00 537 ,  G06F 12/14 320
FI (3件):
H04L 9/00 601 Z ,  G06F 12/00 537 H ,  G06F 12/14 320 B
引用特許:
審査官引用 (7件)
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