特許
J-GLOBAL ID:200903058803379533

氷蓄熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-122477
公開番号(公開出願番号):特開2001-304631
出願日: 2000年04月24日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 内部をブラインが流れる伝熱管(2)が蓄熱槽(1)内の水に浸漬され、蓄熱運転時に、ブラインから冷熱を水に伝達して氷化物を生成する一方、利用運転時には、氷化物を融解させて冷熱を取り出す氷蓄熱装置において、その利用運転時にヘッダ(16)の小径孔からなる複数の空気吐出孔(17),(17),...から空気を均一に蓄熱槽(1)内に吐出させ、蓄熱槽(1)内の融解した氷化物を撹拌して伝熱管(2)周りの熱伝達を促進させる場合、その空気吐出の終了状態で、蓄熱槽(1)内の水中の異物等が空気吐出孔(17)に浸入しないようにして、空気吐出孔(17)の閉塞を長期間に亘り安定して防止する。【解決手段】 ヘッダ(16)の各空気吐出孔(17)を蓄熱槽(1)の水面よりも上側位置に開口させ、この空気吐出孔(17)からの吐出空気を蓄熱槽(1)内に導いて伝熱管(2)周りに吐出させる分流配管(22)を設け、空気吐出孔(17)からの空気の吐出の停止時に空気吐出孔(17)の水没を阻止する。
請求項(抜粋):
内部に蓄熱媒体が充満された蓄熱槽(1)と、該蓄熱槽(1)内の蓄熱媒体に浸漬され、内部を熱媒体が流れる伝熱管(2)とを備え、蓄熱運転時には、伝熱管(2)内の熱媒体から冷熱を蓄熱媒体に伝達して氷化物を生成する一方、利用運転時には、氷化物を融解させて冷熱を取り出すようにした氷蓄熱装置において、小径孔からなる複数の空気吐出孔(17),(17),...が開口されたヘッダ(16)と、利用運転時に上記ヘッダ(16)に空気配管(19)を介して空気を供給して空気吐出孔(17),(17),...から空気を吐出させる空気供給手段(20)とを備え、上記各空気吐出孔(17)は蓄熱槽(1)内の蓄熱媒体表面よりも上側位置に開口しており、上記各空気吐出孔(17)から吐出された空気を蓄熱槽(1)内に導いて上記伝熱管(2)周りに吐出させる分流配管(22),(22),...が設けられていることを特徴とする氷蓄熱装置。
IPC (2件):
F24F 5/00 102 ,  F25C 1/00
FI (2件):
F24F 5/00 102 S ,  F25C 1/00 D
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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