特許
J-GLOBAL ID:200903058892564420

記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016709
公開番号(公開出願番号):特開平10-211697
出願日: 1997年01月30日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 振動板と電極の間に微小ギャップを形成する必要をなくし、比較的低電圧の印加によっても大きな振動板の変形を誘起できる構成を与える。【解決手段】 記録体を吐出する吐出口9と、記録体に吐出の圧力を加える加圧液室7と、加圧液室7の一部を構成する振動板6と、振動板6と対向する位置に設けた電極3とを有し、該電極3と振動板6の間に働く静電力によって振動板6を変形せしめ、記録体を吐出口9により吐出する。振動板6と電極3の間に電圧を印加すると両者間に静電引力が作用し振動板6が電極方向に引き付けられる。電圧が高い時は振動板6は保護層4に接するまで変形する。この振動板の変形は、最も振動板の板厚の薄い部分63から板厚の厚い部分61へとに順次おこることになり、最終の厚い部分61でも大きな変位が、比較的低い電圧で起こる。
請求項(抜粋):
記録体に吐出の圧力を加える加圧液室と、該加圧液室に連通して前記記録体を吐出する吐出口と、前記加圧液室の一部を構成する振動板と、該振動板と対向する位置に配設された電極とを有し、該電極と前記振動板との間に働く静電力によって前記振動板を変形せしめ、前記加圧液室内の記録体を前記吐出口より吐出する記録ヘッドにおいて、前記振動板の板厚が前記加圧液室側の面内にわたって均一でないことを特徴とする記録ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (6件)
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