特許
J-GLOBAL ID:200903058908841208

制御された密度のフィルタを用いるブースタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-533298
公開番号(公開出願番号):特表2002-504458
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】本発明は、休止位置と最端駆動位置との間でハブ(6)内を移動できる作動ロッド(8)によって駆動され、これらの位置では弁(7)が圧力源(A)に対してそれぞれ閉鎖及び開放され、この弁(7)が浄化フィルタ(9)によって圧力源(A)から隔離されている空気圧ブレーキブースタに関する。本発明によると、フィルタ(9)は圧縮可能な材料で形成され、作動ロッド(8)がその休止位置にあるときにはフィルタが圧縮された状態である最小体積を有し、作動ロッド(8)がその最端駆動位置にあるときにはフィルタが弛緩された状態である最大体積を有する。
請求項(抜粋):
剛性ケーシング(1)と;作動状態において第1圧力(Pd)を送出する第1圧力源(D)に接続される前方室(3)と後方室(4)とをケーシング(1)の内部に画成する可動壁(2)と;可動壁(2)と一緒に動き、ケーシング(1)の開口部(1a)に摺動可能に装架されたハブ(6)で終端する空気圧ピストン(5)と;ハブ(6)内に収蔵され、後方室(4)が第1圧力源(D)及び第1圧力(Pd)よりも高い第2圧力(Pa)を送出する第2圧力源(A)にそれぞれ接続される休止状態及び駆動状態を選択的にとることができる三方弁(7)と;弁(7)がその休止状態及び駆動状態にそれぞれあるときにおける第1及び第2最端位置の間で第1軸線方向(X+)に摺動可能にハブ(6)内に装架され、第1軸線方向(X+)とは反対の第2軸線方向(X-)に作用する弾性力を受ける作動ロッド(8)と;第2圧力源(A)と後方室(4)との間に挿入され、作動ロッド(8)のまわりでハブ(6)内に収蔵された環状浄化フィルタ(9)とを包含する空気圧ブレーキブースタにおいて、フィルタ(9)が圧縮可能な材料で形成され、フィルタ(9)の第1面(91)がハブ(6)に対して固定保持され、フィルタ(9)の第2面(92)が、ハブ(6)に対して変位できるように作動ロッド(8)に動的に連係され、フィルタ(9)が、その第2面(92)の変位と共に変化する体積を有していて、作動ロッド(8)がその第1最端位置にあるときにはフィルタが圧縮された状態である最小体積(V1)を有し、作動ロッド(8)がその第2最端位置にあるときにはフィルタが弛緩された状態である最大体積(V2)を有することを特徴とする空気圧ブレーキブースタ。
Fターム (6件):
3D048BB29 ,  3D048BB31 ,  3D048CC26 ,  3D048EE20 ,  3D048EE37 ,  3D048HH38
引用特許:
出願人引用 (4件)
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