特許
J-GLOBAL ID:200903058935041213

クロストーク・キャンセル装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-077781
公開番号(公開出願番号):特開2000-278800
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 聴感上好ましくない音を低減することのできるクロストーク・キャンセル装置を提供する。【解決手段】 フィードバックループの左出力(第1の加算処理12の出力)は第1の低域通過フィルタ20に与えられる。第1の低域通過フィルタ20の出力は、係数処理27を経て、加算処理36により、フィードバックループの右出力(第2の加算処理14の出力)に加算される。この加算処理36の出力を右出力Routとしている。このように、一方チャネルの信号の低域成分を、他方チャネルの信号に加算することにより、低域における両チャネル間の信号がほぼ逆相であって大きさがほぼ同じであることを利用して、低域成分の抑制を実現している。したがって、フィードバックループの低域強調による好ましくない聴感が低減される。
請求項(抜粋):
左信号入力、右信号入力、左信号出力、右信号出力を備えたクローストーク・キャンセル装置であって、クロストーク・キャンセルのためのフィルタリング処理を施す第1のフィルタ手段と、クロストーク・キャンセルのためのフィルタリング処理を施す第2のフィルタ手段と、左信号入力に第2のフィルタ手段の出力を加算して第1のフィルタ手段に与える第1の加算手段と、右信号入力に第1のフィルタ手段の出力を加算して第2のフィルタ手段に与える第2の加算手段と、第1の加算手段の出力または入力側に設けられた第1の低域抑制フィルタと、第2の加算手段の出力または入力側に設けられた第2の低域抑制フィルタと、を備えたクロストーク・キャンセル装置。
Fターム (4件):
5D062AA65 ,  5D062CC10 ,  5D062CC12 ,  5D062CC16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
  • 特開平2-261300
  • 指向性音響信号プロセッサーとその方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平9-512787   出願人:インターヴァルリサーチコーポレイション
  • 音像定位装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-182500   出願人:松下電器産業株式会社
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