特許
J-GLOBAL ID:200903025565916678
音像定位装置および音像定位方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-041665
公開番号(公開出願番号):特開平9-233599
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 多重のクロストークによる低域の不足を解消し、より正確な音像定位を与える音像定位装置および音像定位方法を提供する。【解決手段】 方向定位手段1a〜1cで処理された信号が、加算器4a,4bで加算されてクロストーク・キャンセル手段2aに入力される。クロストーク・キャンセル手段2aは、クロストーク打ち消し信号生成フィルタ3a〜3jでパラメータがFC1のものとFC2のものとが交互に縦続接続された形となっている。そして、第1のパラメータFC1を持つ全てのフィルタ3b,3d,3f,3h,3jの出力がクロストーク・キャンセル手段2aの左チャンネル入力10aと加算されて左チャンネルの出力部6aへ、第2のパラメータFC2を持つ全てのフィルタ3a,3c,3e,3g,3iの出力がクロストーク・キャンセル手段2aの右チャンネル入力10bと加算されて右チャンネルの出力部6bへそれぞれ出力される。
請求項(抜粋):
音像を任意の位置に定位させる音像定位装置であって、音像定位位置に関するパラメータを持ち、かつ入力部からの音響信号のフィルタ演算を行うための方向定位手段と、前記方向定位手段の出力信号からフィルタ演算により音響クロストーク信号となる成分の打ち消しを行うためのクロストーク・キャンセル手段と、前記クロストーク・キャンセル手段からの信号を出力するための2チャンネルの出力部とを備え、前記クロストーク・キャンセル手段は、各々第1のパラメータを持つクロストーク打ち消し信号生成フィルタと第2のパラメータを持つクロストーク打ち消し信号生成フィルタとが交互に縦続接続されてなる第1および第2のフィルタ列と、第1および第2の加算器とを有し、前記第1のフィルタ列は、前記第1のパラメータを持つクロストーク打ち消し信号生成フィルタを初段フィルタとし、かつ該第1のフィルタ列の入力部が前記クロストーク・キャンセル手段の第2の入力部と接続され、前記第2のフィルタ列は、前記第2のパラメータを持つクロストーク打ち消し信号生成フィルタを初段フィルタとし、かつ該第2のフィルタ列の入力部が前記クロストーク・キャンセル手段の第1の入力部と接続され、前記第1および第2のフィルタ列のうちの前記第1のパラメータを持つ全てのクロストーク打ち消し信号生成フィルタの出力部と、前記クロストーク・キャンセル手段の第1の入力部とは、前記第1の加算器を経て、前記クロストーク・キャンセル手段の第1の出力部に接続され、前記第1および第2のフィルタ列のうちの前記第2のパラメータを持つ全てのクロストーク打ち消し信号生成フィルタの出力部と、前記クロストーク・キャンセル手段の第2の入力部とは、前記第2の加算器を経て、前記クロストーク・キャンセル手段の第2の出力部に接続されたことを特徴とする音像定位装置。
IPC (3件):
H04S 1/00
, H03H 17/02 601
, H04S 7/00
FI (3件):
H04S 1/00 K
, H03H 17/02 601 L
, H04S 7/00 F
引用特許:
審査官引用 (6件)
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サウンドイメージ高揚のための信号処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-121566
出願人:フォードモーターカンパニー
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立体音場合成方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-301171
出願人:株式会社大林組
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サラウンド信号処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-034371
出願人:日本ビクター株式会社
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音像定位装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-258861
出願人:ヤマハ株式会社
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特開平4-079600
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モデル化誤差推定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-200276
出願人:株式会社豊田中央研究所
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