特許
J-GLOBAL ID:200903059160885300

動物体追跡方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113803
公開番号(公開出願番号):特開平10-304348
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 複数の形状の変化する動物体の中の特定の動物体を追跡することができる動物体追跡方法を提供する。【解決手段】 色特性解析部(ステップs1-10)は、フレームから追跡対象物体の候補となる領域を検出し、各候補とモデルとの色特性に関する適合確率を算出する。輪郭特性解析部(ステップs1-11)は、各候補とモデルとの輪郭特性に関する適合確率を算出する。動き特性解析部(ステップs1-12)は、モデルに基づく予測位置と、各候補との位置に関する適合確率を算出する。情報統合部(ステップs1-4)では、各候補別に適合確率を統合し、統合結果に基づき候補の中から追跡する対象物体を決定する。情報モデル判別更新部(ステップs1-5)では、決定した追跡対象物体に基づき、モデルを更新する。
請求項(抜粋):
動画像における動物体を追跡する動物体追跡方法であって、前記動画像を複数のフレームに分割する分割ステップと、第1番目の前記フレームを表示して、ユーザに追跡する前記動物体と背景とを指定させ、前記指定した動物体と背景とに基づいて、色特性モデル、輪郭特性モデル、および動き特性モデルと、背景値とを算出する初期設定ステップと、第1番目の前記フレーム以降の1の前記フレームから、前記背景値と、前記色特性モデルとを用いて前記動物体の候補を検出し、各前記候補毎に、前記候補と前記色特性モデルとの色特性に関する適合度を示す第1の適合確率を算出する色特性解析ステップと、検出した各前記候補毎に、前記候補と前記輪郭特性モデルとの輪郭特性に関する適合度を示す第2の適合確率を算出する輪郭特性解析ステップと、前記動き特性モデルから前記動物体の位置を予測し、検出した各前記候補毎に、前記候補と前記予測した位置との近さを示す第3の適合確率を算出する動き特性解析ステップと、各前記候補毎に、前記第1の適合確率、前記第2の適合確率、および前記第3の適合確率を統合して統合確率を算出し、前記統合確率の値が最大の前記候補を追跡する前記動物体と決定する統合ステップと、決定した前記動物体に基づき、前記色特性モデル、前記輪郭特性モデル、および前記動き特性モデルを更新する更新ステップと、第1番目の前記フレーム以降の前記フレームについて、順次、追跡する前記動物体を決定するための制御を行なう制御ステップとを備える、動物体追跡方法。
IPC (4件):
H04N 7/18 ,  G06T 7/00 ,  G06T 9/20 ,  G06T 7/20
FI (4件):
H04N 7/18 G ,  G06F 15/70 310 ,  G06F 15/70 340 ,  G06F 15/70 410
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-245981
  • 特開平1-204186
  • 動画像認識装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-020056   出願人:株式会社富士通ゼネラル
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審査官引用 (6件)
  • 特開平2-245981
  • 特開平2-245981
  • 特開平1-204186
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