特許
J-GLOBAL ID:200903059215153614

方向探知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-290737
公開番号(公開出願番号):特開2001-108734
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 配列されたアンテナにおいて,アンテナ間の間隔が波長に比べて大きい場合,電波源の存在しない方向にもあたかも電波源が存在するかの如き現象を抑圧する方向探知装置を得る。【解決手段】 複数のアンテナが配列されたアンテナプラットフォームを瞬時視野方向を不変にして回転させるか,または瞬時視野方向を変動させながら回転させ,電波源の蓄積された測角値より真の測角値か,あるいはフォールス測角値かを判別するものである。
請求項(抜粋):
電波源からの電波を受信する複数のアンテナと,同一の方向を指向するように上記複数のアンテナを取りつけたアンテナプラットフォームと,所定の回転角度指令が供給され,上記複数のアンテナの指向方向を維持したまま上記アンテナプラットフォームを所定の回転角度回転させる瞬時視野不変回転駆動手段と,異なる複数の上記回転角度指令を発生し,上記瞬時視野不変回転駆動手段に対して上記それぞれの回転角度指令を供給する制御手段と,上記複数のアンテナそれぞれに対応して接続され,上記アンテナの出力信号が供給される複数の受信機と,上記受信機の出力から共分散行列を算出する共分散行列算出器と,上記複数の受信機による受信機雑音のみの共分散行列を予め蓄積した雑音蓄積器と,上記雑音蓄積器より出力される受信機雑音の共分散行列および上記共分散行列算出器より出力される共分散行列から固有値および固有ベクトルを算出する一般化固有値・固有ベクトル算出器と,上記一般化固有値・固有ベクトル算出器より出力される固有値および固有ベクトルから信号部分空間を形成する固有ベクトルのみを選択し,選択された固有ベクトルから上記アンテナの配列によるモードベクトルの行列と変換行列との積を引いた値のノルムを最小にする上記電波源の方向に対し上記回転角度分を補正するノルム極小値算出器と,上記ノルム極小値算出器より出力された上記電波源の方向を蓄積する方向蓄積器と,上記方向蓄積器より出力された上記電波源の方向から上記電波源の方向の真偽を判別する判定器とを備えたことを特徴とする方向探知装置。
IPC (2件):
G01S 3/38 ,  G01S 3/74
FI (2件):
G01S 3/38 ,  G01S 3/74
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 方向探知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-262992   出願人:三菱電機株式会社
  • 方向探知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-066356   出願人:三菱電機株式会社

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