特許
J-GLOBAL ID:200903059247901701

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-109584
公開番号(公開出願番号):特開2000-302010
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 圧縮コイルスプリングの確実な取り付けが容易で、しかも、取り付けた圧縮コイルスプリングが外れにくいウエビング巻取装置を得る。【解決手段】 Vギヤ46に形成された挿入孔102の端部102B側には、壁部106と制限壁108、110、112とにより構成されるスプリングボックス114が形成されている。また、ベースロック24にはスプリング収容部120が形成され、この一部は壁部124と制限壁126、128により構成される制限凹部130とされている。スプリング収容部120に収容された圧縮コイルスプリング114は、その両端がスプリングボックス114及び制限凹部130に入り込み、制限壁108〜128によって軸直交方向への変位が規制される。このため、挿入孔102から圧縮コイルスプリング114が外れることはない。
請求項(抜粋):
装着状態において車両乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングベルトの一端が係止され、自らの軸周り方向一方の巻取方向の回転で前記ウエビングベルトを巻き取る巻取軸と、前記巻取方向とは反対の引出方向への前記巻取軸の回転に対して同軸的に追従回転可能な回転体を有すると共に、前記巻取軸に対する前記回転体の前記巻取方向への相対回転に連動して前記引出方向への前記巻取軸の回転をロックするロック機構を有するロック手段と、を有するウエビング巻取装置であって、一方が前記回転体に設けられると共に他方が前記一方の前記巻取方向側で前記一方に対向して前記回転体に設けられた一対の壁部と、前記一対の壁部の間に配置され前記引出方向への前記巻取軸の回転により前記他方の壁部からの押圧力で圧縮されると共に当該圧縮状態からの復元力によって前記一方の壁部を押圧する圧縮コイルスプリングと、前記回転体及び巻取軸のそれぞれに一体的に設けられ、前記圧縮コイルスプリングの外側で前記圧縮コイルスプリングの軸直交方向に沿った方向の前記圧縮コイルスプリングの変位を規制する制限部と、前記一対の壁部の間で且つ前記一方の壁部よりも前記他方の壁部側で前記回転体を貫通すると共に、前記一方の壁部から前記他方の壁部への方向に沿った開口寸法が圧縮された状態の前記圧縮コイルスプリングの全長以上で且つ自然長で前記圧縮コイルスプリングの全長未満とされ、前記回転体を介して前記壁部とは反対側から前記一対の縦壁の間で且つ前記制限部の内側へ前記圧縮コイルスプリングの挿入が可能な挿入孔と、を備えることを特徴とするウエビング巻取装置。
Fターム (7件):
3D018DA07 ,  3D018HB03 ,  3D018HC04 ,  3D018HD02 ,  3D018HE01 ,  3D018HE02 ,  3D018MA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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