特許
J-GLOBAL ID:200903059257712168
燃料電池、電子機器、移動体、発電システムおよびコージェネレーションシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 幸一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-271808
公開番号(公開出願番号):特開2007-087627
出願日: 2005年09月20日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】 正極および負極の少なくとも一方に酵素が固定化されている場合に、高出力動作時にも充分な緩衝能を得ることができ、酵素が本来持っている能力を充分に発揮することができ、優れた性能を有する燃料電池を提供する。 【解決手段】 正極2と負極1とが緩衝物質を含む電解質層3を介して対向した構造を有し、正極2および負極1の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池において、少なくともその酵素の周囲の電解質層3に含まれる緩衝物質の濃度を0.2M以上2.5M以下、好ましくは0.4M以上2M以下にする。負極1に固定化される酵素はジアホラーゼやグルコースデヒドロゲナーゼ、正極2に固定化される酵素はビリルビンオキシダーゼなどである。緩衝物質としてはNaH2 PO4 など、燃料としてはグルコースなどを用いる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
正極と負極とが緩衝物質を含む電解質を介して対向した構造を有し、上記正極および上記負極の少なくとも一方に触媒として酵素が固定化されている燃料電池において、
少なくとも上記酵素の周囲の上記電解質に含まれる上記緩衝物質の濃度が0.2M以上2.5M以下である
ことを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: