特許
J-GLOBAL ID:200903059284356322

木質ボード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-153364
公開番号(公開出願番号):特開2007-320180
出願日: 2006年06月01日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】木質ボードから発生するホルムアルデヒド放散量が十分に低く、且つ、熱圧工程時に熱板へ木質材料の付着がない非ホルムアルデヒド系バインダー組成物を使用した木質ボードを提供する。【解決手段】木質材料とバインダーとの加熱圧縮によって得られる木質ボードであって、前記バインダーが以下に定義する共重合体と当該共重合体100重量部当り0.5〜5重量部のアニオン及び/又はノニオン系の乳化剤、及び好ましくはヒドラジド系架橋剤を含有して成る木質ボード。 ここで用いる共重合体とは以下のようなものである。 芳香族系ビニルモノマー(a)、カルボキシル基またはその誘導体基を有する脂肪族ビニルモノマー(b)、カルボニル基含有ビニルモノマー(c)から誘導され、上記の各成分の使用比率(a):(b):(c)が40〜85:10〜40:0.5〜20(重量比)であり、しかも、ガラス転移温度が30〜100°Cである共重合体。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
木質材料とバインダーとの加熱圧縮によって得られる木質ボードであって、前記バインダーが以下に定義する共重合体と当該共重合体100重量部当り0.5〜5重量部のアニオン及び/又はノニオン系の乳化剤を含有して成ることを特徴とする木質ボード。 (共重合体の定義) 芳香族系ビニルモノマー(a)、カルボキシル基またはその誘導体基を有する脂肪族ビニルモノマー(b)、アクロレイン、ジアセトンアクリルアミド、ジアセトンメタクリルアミド、ホルミルスチロール、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソブチルケトン、(メタ)アクリルオキシアルキルプロパナール、ジアセトンアクリレート、アセトニルアクリレート、ジアセトンアクリレート、ジアセトンメタクリレート、2-ヒドロキシプロピルアクリレート-アセチルアセテート、ブタンジオール-1,4-アクリレート-アセチルアセテートの群から選択されるカルボニル基含有ビニルモノマー(c)から誘導され、上記の各成分の使用比率(a):(b):(c)が40〜85:10〜40:0.5〜20(重量比)であり、しかも、ガラス転移温度が30〜100°Cである共重合体。
IPC (1件):
B27N 3/00
FI (1件):
B27N3/00 D
Fターム (8件):
2B260AA20 ,  2B260BA02 ,  2B260BA15 ,  2B260BA19 ,  2B260CB01 ,  2B260DA08 ,  2B260DA09 ,  2B260DA17
引用特許:
出願人引用 (2件)

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