特許
J-GLOBAL ID:200903059297781340

クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 江原 省吾 ,  田中 秀佳 ,  白石 吉之 ,  城村 邦彦 ,  熊野 剛 ,  山根 広昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-280371
公開番号(公開出願番号):特開2005-042898
出願日: 2003年07月25日
公開日(公表日): 2005年02月17日
要約:
【課題】 入力された回転トルクの方向切替時のガタをなくし、その際に生じる衝撃トルクを抑制することができるクラッチを提供する。【解決手段】 本発明では、内輪部材と、外輪部材と、前記内輪部材と外輪部材との間に収容され、内輪部材と外輪部材に係合する係合子とを備えたクラッチであって、特に、弾性部材により、係合子収容空間に収容された2個の係合子をそれぞれ係合子収容空間の周方向両側の係合部位に移動させてクラッチを連結状態にすることを特徴とするものである。これによれば、クラッチが連結状態になっているとき、入力された回転トルクの方向を切替えても2個の係合子の係合状態が同時に解除されることがなく、このためガタが生じず、衝撃トルクを抑制できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内輪部材と、外輪部材と、前記内輪部材と外輪部材との間に収容され、内輪部材と外輪部材に係合する係合子とを備えたクラッチであって、 前記内輪部材と外輪部材との間に形成されており、前記係合子の係合が解除される解除部位が周方向の中央部に形成され、前記係合子を内輪部材と外輪部材に係合させる係合部位が解除部位の周方向の両側に形成され、かつ前記係合子が2個周方向に並設された係合子収容空間と、 前記係合子収容空間の係合子を前記係合部位又は解除部位に周方向に移動させることにより、クラッチを連結状態又は非連結状態に適宜に切替えるクラッチ切替手段とを備えたクラッチにおいて、 前記クラッチ切替手段が、前記係合子収容空間の2個の係合子間に配設されて、前記係合子収容空間の周方向両側の係合部位に前記2個の係合子をそれぞれ移動させてクラッチを連結状態にする弾性部材と、 前記係合子収容空間の周方向の一方に配設された第1保持部材と、周方向の他方に配設された第2保持部材と、適宜に前記第1保持部材と第2保持部材を周方向に近づけて、前記弾性部材に抗して2個の係合子を解除部位に移動させることによりクラッチを非連結状態にする保持部材操作機構とを備えることを特徴とするクラッチ。
IPC (2件):
F16D41/08 ,  F16D41/06
FI (2件):
F16D41/08 Z ,  F16D41/06 D
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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