特許
J-GLOBAL ID:200903059337376754

人工海藻の構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-359775
公開番号(公開出願番号):特開2003-158947
出願日: 2001年11月26日
公開日(公表日): 2003年06月03日
要約:
【要約】【課題】 人工海藻の構造体において、設置する海底が平坦でなく、凹凸が激しかったり、傾斜が急であっても適応できるものを提供すること。【解決手段】 柔軟なロープを縦横に交差させ、各交点において、近接して直交する2本の孔をもった交点固定具(5)でロープを固定し、格子状体を形成して基礎部材(1)とする。これに、水に浮く比重をもった、海藻の色に着色したリボンである人工海藻部材(2)を巻き付け、巻き付けた部分を人工海藻取付部材(3)で包み込んで固定し、全体を、オモリ(4)またはアンカーで、海底の所定の位置に固定する。
請求項(抜粋):
ロープで格子状体を形成した基礎部材(1)、基礎部材にとりつける人工海藻部材(2)、人工海藻部材の取付部分を包み込んで基礎部材に固定する人工海藻取付部材(3)、およびこれら各部材の組み合わせを水中の所定の位置に固定するための固定部材(4)を本質的な構成要素とする人工海藻の構造体であって、基礎部材(1)は、柔軟なロープが縦横に交差して格子を形成し、各交点において、ロープを通すための、近接して直交する2本の孔(51,52)をもった交点固定具(5)により固定されて格子を維持するものであり、人工海藻部材(2)は、水に浮く比重をもった、海藻の色に着色した長方形のシートに対し、その中央部(21)を残して長手方向に多数の平行なスリット(22)を入れてリボン(23)を形成してなるものであり、人工海藻取付部材(3)は、剛性とともに若干の弾性をもつ材料で製造され、ロープの太さに人工海藻部材を構成するシートの厚さを加えた寸法に対応する内径をもった筒状体(31)が、軸に沿う一本の線で開口し、そこから半径方向に平行に伸びる2枚の平板部分(32,32’)を有する形状のものであり、固定部材(4)は、各部材の組み合わせを水底に沈めるに足りる重さのオモリまたは水底に固定するアンカーであることを特徴とする人工海藻の構造体。
Fターム (4件):
2B003AA01 ,  2B003BB09 ,  2B003DD03 ,  2B003EE04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 人工海藻構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-166075   出願人:海洋機材株式会社
  • 人造藻による魚礁の装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-019326   出願人:一瀬弘光
  • 人工海草装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-157689   出願人:東京事務サービス有限会社

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