特許
J-GLOBAL ID:200903059477701965

回転速度検出装置付き車輪用軸受装置およびその組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-037110
公開番号(公開出願番号):特開2006-224692
出願日: 2005年02月15日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 軽量・コンパクト化を図ると共に、検出部に異物が侵入するのを防止し、組立性を向上させて低コスト化を図った回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 ハブ輪1と複列の転がり軸受2と等速自在継手3とがユニット化された第4世代構造であって、回転速度検出装置21が、外方部材4の端部に外嵌された円環状の嵌合環24と、この嵌合環24に合成樹脂で一体にモールドされ、回転速度センサ26が埋設された保持部25とからなるセンサホルダ22とを備え、このセンサホルダ22と外側継手部材14との間にシール11が介装されると共に、センサホルダ22および等速自在継手3の最大外径がナックルNの内径よりも小径に設定されているので、検出部に異物が侵入するのを防止し、組立性を向上させて低コスト化を図った回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ハブ輪と複列の転がり軸受と等速自在継手とがユニット化された車輪用軸受装置であって、 前記複列の転がり軸受が、外周に懸架装置を構成するナックルに取り付けるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、 一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪に内嵌され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる軸部が一体に形成された前記等速自在継手の外側継手部材とからなる内方部材と、 この内方部材と前記外方部材のそれぞれの転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、 前記外方部材と外側継手部材との間に形成される環状空間に装着されたシールと、 前記外側継手部材に外嵌された磁気エンコーダ、およびこの磁気エンコーダに所定のエアギャップを介して対峙し、前記外方部材の端部に装着された回転速度センサを有する回転速度検出装置とを備え、 前記外側継手部材の軸部を塑性変形させて前記ハブ輪に加締ることにより、前記ハブ輪と外側継手部材とが一体に塑性結合された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、 前記回転速度検出装置が、前記外方部材の端部に外嵌された円環状の鋼板製の嵌合環と、この嵌合環に合成樹脂で一体にモールドされて結合され、前記回転速度センサが埋設された保持部とからなるセンサホルダとを備え、このセンサホルダと前記外側継手部材との間に前記シールのうちインボード側のシールが介装されると共に、前記センサホルダおよび等速自在継手の最大外径が前記ナックルの内径よりも小径に設定されていることを特徴とする回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
IPC (7件):
B60B 35/18 ,  B60B 35/14 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/60 ,  F16C 33/78 ,  F16C 41/00 ,  G01P 3/487
FI (8件):
B60B35/18 Z ,  B60B35/18 C ,  B60B35/14 U ,  F16C19/18 ,  F16C33/60 ,  F16C33/78 Z ,  F16C41/00 ,  G01P3/487 F
Fターム (16件):
3J016AA02 ,  3J016AA03 ,  3J016BB03 ,  3J016BB16 ,  3J016CA03 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA64 ,  3J101BA73 ,  3J101FA23 ,  3J101FA46 ,  3J101GA02 ,  3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-108847   出願人:光洋精工株式会社, トヨタ自動車株式会社, 豊田工機株式会社
審査官引用 (5件)
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