特許
J-GLOBAL ID:200903099115707169

エンコーダ付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-072842
公開番号(公開出願番号):特開2003-269476
出願日: 2002年03月15日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 エンコーダ19aの製造工場からエンコーダ付転がり軸受ユニットの組立工場への搬送時に、このエンコーダ19aを構成する永久磁石21aの被検出面が損傷する事を防止する。【解決手段】 上記エンコーダ19aは、金属板製で断面L字形の支持環20aの円輪部23aの側面に上記永久磁石21aを添着して成る。上記エンコーダ19aを内輪に外嵌固定すべく上記支持環20aの内周縁部分に設けた円筒部22aの外径Dを、上記永久磁石21aの内径Rよりも小さくする。搬送時には上記円筒部22aの先端部がこの永久磁石21aの内径側に入り込み、この円筒部22aの先端縁がこの永久磁石21aの被検出面に突き当たる事がなくなる。この結果、バリ等が存在する上記先端縁により、この被検出面が損傷を受ける事がなくなる。
請求項(抜粋):
転がり軸受ユニットとエンコーダとから成り、このうちの転がり軸受ユニットは、外端部外周面に車輪を取り付ける為の取付フランジを、中間部外周面に第一の内輪軌道を直接又は別体の内輪を介して、それぞれ設けられたハブと、外周面に第二の内輪軌道を形成され、このハブの内端部に設けられた、上記第一の内輪軌道を設けた部分よりも外径寸法が小さくなった段部に外嵌された内輪と、内周面にこの第一の内輪軌道に対向する第一の外輪軌道及び上記第二の内輪軌道に対向する第二の外輪軌道を形成された外輪と、上記第一、第二の内輪軌道と上記第一、第二の外輪軌道との間に、それぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体とを備えたものであり、上記エンコーダは、金属板製の支持環、及び、この支持環の内側面に全周に亙って添着され、内側面にS極とN極とを交互に且つ等ピッチで配置したゴム磁石製の永久磁石から成り、上記支持環の内周縁部に設けられた円筒部を上記内輪の内端部外周面に外嵌する事で上記ハブと共に回転自在とされているエンコーダ付転がり軸受ユニットに於いて、上記支持環の内周縁部に形成した円筒部の外径が、上記永久磁石の内径よりも小さい事を特徴とするエンコーダ付転がり軸受ユニット。
IPC (5件):
F16C 41/00 ,  B60T 8/00 ,  F16C 19/18 ,  G01D 5/245 ,  G01P 3/487
FI (5件):
F16C 41/00 ,  B60T 8/00 A ,  F16C 19/18 ,  G01D 5/245 X ,  G01P 3/487 F
Fターム (17件):
2F077AA42 ,  2F077CC02 ,  2F077NN24 ,  2F077PP12 ,  2F077VV09 ,  2F077VV11 ,  3D046BB11 ,  3D046BB28 ,  3D046BB29 ,  3D046HH36 ,  3J101AA02 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA71 ,  3J101FA23 ,  3J101GA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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