特許
J-GLOBAL ID:200903059571871769

車軸用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-299619
公開番号(公開出願番号):特開2002-106592
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】等速ジョイントが取り付けられる車軸用軸受装置において、等速ジョイントの外輪が焼き割れすることを防止し、製造歩留まりを向上させること。【解決手段】ハブホイール1に複列転がり軸受2と等速ジョイント3とを付設した車軸用軸受装置において、等速ジョイント3の外輪31における椀形部35の外周面を複列転がり軸受2の車両インナ側内輪として利用する構成とし、この椀形部35の内・外周面に硬化層40,41を形成し、それら両方の硬化層40,41を不連続にしている。これにより、外輪31の椀形部35が硬化層40,41の形成過程で焼き割れすることを回避できるし、製造後においても靭性が確保される。
請求項(抜粋):
ハブホイールの外周面における車両アウタ側に一体形成される径方向外向きのフランジの外面にディスクブレーキ装置のディスクロータや車輪があてがわれた状態で取り付けられ、かつ、ハブホイールにおいて前記フランジよりも車両インナ側の外周に複列転がり軸受が、また、ハブホイールに等速ジョイントがそれぞれ取り付けられる車軸用軸受装置であって、前記複列転がり軸受が、車両インナ側に位置する列の転動体群の軌道面として前記等速ジョイントにおける外輪の外周面を利用する構成であり、前記等速ジョイントの外輪が、内周面に傾動案内要素を収納する椀形部と、この椀形部の小径部分に連接されかつ前記ハブホイールの内周に対してスプライン嵌合される軸部とを有し、この椀形部の外周側の軌道面と内周側の傾動案内要素の案内面とに対して、それぞれ熱処理による硬化層が不連続に形成されている、ことを特徴とする車軸用軸受装置。
IPC (5件):
F16D 3/22 ,  B60B 35/14 ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/62 ,  F16D 65/12
FI (5件):
F16D 3/22 ,  B60B 35/14 U ,  F16C 19/18 ,  F16C 33/62 ,  F16D 65/12 X
Fターム (18件):
3J058BA61 ,  3J058CD38 ,  3J058FA01 ,  3J058FA11 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA53 ,  3J101BA64 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101EA78 ,  3J101FA31 ,  3J101GA03 ,  3J101GA13
引用特許:
審査官引用 (5件)
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