特許
J-GLOBAL ID:200903059658613057
ケーブルの劣化診断方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 幸男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-093641
公開番号(公開出願番号):特開平5-264642
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【構成】 試料ケーブルの充電電流から容量成分を打ち消して、損失電流を求め、評価の基準とする。損失電流は周波数解析を行ない、その周波数成分中、第3高調波成分のレベルに着目する。同一条件で試験をした場合、正常なケーブルと劣化したケーブルの第3高調波成分のレベルには、比較的大きな相違がある。また、劣化したケーブルについては絶縁体に印加する試験電圧が高まると、上記第3高調波成分のレベルが著しく上昇する。【効果】 損失電流の第3高調波成分のレベルを比較することによって、高電圧ケーブルについて、従来のtanδ等の比較をするよりも、劣化の程度を明確に確実に診断できる。
請求項(抜粋):
ケーブルの絶縁体に交流電圧を印加し、その充電電流を測定して、前記充電電流のうちの容量成分を打ち消して、損失電流を求め、この損失電流の周波数成分中、第3高調波成分のレベルを、正常なケーブルのレベルと比較して、前記ケーブルの絶縁劣化の程度を判定することを特徴とするケーブルの劣化診断方法。
引用特許:
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