特許
J-GLOBAL ID:200903059701939760

内燃機関のバルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-247581
公開番号(公開出願番号):特開平8-109840
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関のバルブタイミング調整装置において、その制御弁内に一時的に異物が噛み込んだ場合にも、異物除去後に、制御偏差が過剰に大きくならないようにする。【構成】学習禁止判定部104がフィードバック制御の異常を判定したとき、学習部103による学習が禁止される。従って、学習部103による学習値に、フィードバック制御の異常に伴う値が混入することがない。その結果、フィードバック制御の異常が解消して、再度、正常なバルブタイミングの制御が開始されたときに、バルブタイミング調整装置による制御偏差が過剰に大きくなることはない。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸とカム軸との間の位相差を油圧に応じて調整する位相差調整装置と、この位相差調整装置への油圧を開度に応じて制御する制御弁と、この制御弁の開度を調整する開度調整手段と、前記クランク軸と前記カム軸との相対回転角に基づき吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の実バルブタイミングを検出する実バルブタイミング検出手段と、内燃機関の運転状態に応じて吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の目標バルブタイミングを設定する目標バルブタイミング設定手段と、前記実バルブタイミングを前記目標バルブタイミングに一致させるようにフィードバック制御するための制御信号を前記開度調整手段に出力する制御信号出力手段と、前記実バルブタイミングに基づき前記位相差調整装置を所定の位相差調整状態にする前記開度調整手段への制御信号を学習する学習手段とを備え、この学習手段の学習に応じて前記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方のバルブイミングを調整するバルブタイミング調整装置において、前記フィードバック制御の異常を判定する異常判定手段と、この異常判定手段が前記異常を判定したとき、前記学習手段による学習を禁止する禁止手段とを具備することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング調整装置。
IPC (4件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 45/00 340
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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