特許
J-GLOBAL ID:200903060047058439

絶縁ゲート型半導体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河宮 治 ,  石野 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-161359
公開番号(公開出願番号):特開2005-347289
出願日: 2004年05月31日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】 CSTBTにおいてゲート容量や短絡電流を制御でき、かつ、閾値電圧のバラツキを抑制した絶縁ゲート型半導体装置を提供すること。【解決手段】 Pベース領域(104)と半導体基体(103)の間に形成され、半導体基体(103)より不純物濃度の高いキャリア蓄積層(113)を備えたCSTBTであって、ゲート電極(110)周縁部のPベース領域(104)部がチャネルとして機能し、キャリア蓄積層(113)において、チャネル直下のキャリア蓄積層領域(113a)の不純物濃度をND1、チャネル直下以外のキャリア蓄積層領域(113b)の不純物濃度をND2としたとき、ND1 < ND2 となる構成とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1導電型の半導体基体と、 前記第1導電型の半導体基体の下主面に形成された第2導電型のコレクタ領域と、 前記コレクタ領域と接続されたコレクタ電極と、 前記第1導電型の半導体基体の上主面に選択的に形成された第2導電型のベース領域と、 前記ベース領域と前記半導体基体の間に形成され、前記半導体基体より不純物濃度の高い第1導電型のキャリア蓄積層と、 前記ベース領域内に選択的に形成された第1導電型のエミッタ領域と、 前記ベース領域内に選択的に形成され、かつ前記第1導電型の半導体基体まで到達する深さを有するトレンチ溝と、 前記トレンチ溝の内部に絶縁膜を介して埋設されたゲート電極と、 前記ベース領域と前記エミッタ領域が共通に接続されたエミッタ電極と、を備えた絶縁ゲート型半導体装置であって、 前記ゲート電極周縁部の前記ベース領域部がチャネルとして機能し、前記キャリア蓄積層において、前記チャネル直下のキャリア蓄積層領域の不純物濃度をND1、チャネル直下以外のキャリア蓄積層領域の不純物濃度をND2としたとき、ND1 < ND2 となることを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置。
IPC (1件):
H01L29/78
FI (3件):
H01L29/78 655B ,  H01L29/78 653A ,  H01L29/78 655A
引用特許:
出願人引用 (2件)

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