特許
J-GLOBAL ID:200903060057994671
蛍光分析方法および蛍光分析装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-043936
公開番号(公開出願番号):特開2004-251814
出願日: 2003年02月21日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】DNAチップなどの検査コスト削減の一環として、チップの高密度化が進められている。従来の分析装置では、通常のレーザーが励起光源として使用され、蛍光のピークねらいの測定方法が用いられている。この技術では、ドットサイズが高密度化し、1ミクロン以下になったときの分解能低下が避けらず、高密度化に対応した光源および高感度蛍光検出システムの実現が望まれている。【解決方法】蛍光スペクトルが異なり、かつ、蛍光のピーク位置ではなく裾野によった波長で蛍光スペクトルが交差する2種類の蛍光を利用し、光源として、その交差位置を中心に波長が周期的に変化するフェムト秒パルスレーザー光を励起光に用い、検出S/N比の高い測定系を実現し、さらに、2光子あるいは多光子吸収過程を利用して高分解能の観測を可能にし、課題を解決した。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
励起光を生体分子試料に照射することにより、前記生体分子試料あるいは前記生体分子試料に標識として付加されている蛍光体から発せられる蛍光の強度やスペクトルを検出することにより生体分子試料の成分を判定する蛍光分析方法において、前記蛍光体として、励起光に対する吸収スペクトルと定義する縦軸に蛍光体の励起光吸収強度をとり横軸に蛍光体の励起光吸収波長をとってグラフとして表した励起光吸収強度-波長曲線が異なる少なくとも2種類の蛍光体が用いられ、前記2種類の蛍光体は、その吸収スペクトルが各吸収スペクトルのピーク位置でない位置で、一方の蛍光体の吸収スペクトルの傾斜が正であり他方の蛍光体の吸収スペクトルの傾斜が負であるように交差している蛍光体であり、前記励起光は、前記試料に照射されている間の少なくとも一部の時間にわたって波長が周期的に変化するように波長変調されている励起光であることを特徴とする蛍光分析方法。
IPC (5件):
G01N21/64
, G01N33/483
, G01N33/53
, G01N33/566
, G01N37/00
FI (6件):
G01N21/64 F
, G01N33/483 C
, G01N33/53 D
, G01N33/53 M
, G01N33/566
, G01N37/00 102
Fターム (21件):
2G043AA01
, 2G043BA16
, 2G043EA01
, 2G043FA06
, 2G043GA25
, 2G043GB28
, 2G043HA01
, 2G043HA02
, 2G043HA05
, 2G043JA02
, 2G043KA02
, 2G043KA08
, 2G043KA09
, 2G045AA01
, 2G045AA40
, 2G045DA13
, 2G045DA36
, 2G045FA11
, 2G045FA16
, 2G045FB12
, 2G045JA01
引用特許:
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