特許
J-GLOBAL ID:200903060069828858

鋼管杭の機械式継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤吉 繁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-152401
公開番号(公開出願番号):特開2009-299298
出願日: 2008年06月11日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】地震や強風などによって生じる曲げモーメントに配慮した機械式継手を提供すること。【解決手段】下鋼管杭2に外継手材3を固着し、上鋼管杭1に内継手材4を固着した構成とし、外継手材3と内継手材4のそれぞれ周方向に同じ配置でピン挿入孔を穿孔する。内継手材4を外継手材3に挿入嵌合し、それぞれのボルト挿入孔35、36にボルト34を差し込み、一対の鋼管杭に圧縮力が作用したときに、内継手材4の外周面と外継手材3の外周面とをボルト34によって締め付けることにより、内継手材4と外継手材3とを結合した。【選択図】図14
請求項(抜粋):
肉厚円筒状をなした基部の一方の端縁から外側に向かって直角に肉厚円環状のつば部が一体的に延設された鋼製のつば付き円筒状をなし、つば部の外径は接合対象である一対の鋼管杭の外径とほぼ同じに、基部の外径は外継手材の内径よりわずかに小さくなる様にそれぞれ形成されており、前記つば部の端面には一方の鋼管杭の端面がその軸心を一致させた状態で溶接固着されると共に、前記基部の周壁には軸心から直角の方向を向かって放射状に複数のボルト挿入孔が間隔をあけて穿かれている内継手材; 接合対象である鋼管杭の外径とほぼ同じ外径、前記内継手材の基部の外径よりわずかに大きな内径をそれぞれ有し、もう一方の鋼管杭の端面がその軸心を一致させた状態で溶接固着されると共に、前記内継手材の基部に穿かれているボルト挿入孔に対応する箇所に同径のボルト挿入孔が穿かれている鋼製の肉厚円筒状の外継手材; とからなり、外継手材の内径側に内継手材の基部を挿入し、それぞれのボルト挿入孔にボルトを差し込み、内継手材の外周面と外継手材の内周面とをボルトによって締めることにより、内継手材と外継手材とを結合する様にしたことを特徴とする鋼管杭の機械式継手。
IPC (1件):
E02D 5/24
FI (1件):
E02D5/24 103
Fターム (5件):
2D041AA02 ,  2D041BA19 ,  2D041BA33 ,  2D041DB02 ,  2D041DB13
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 鋼管杭接続構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-210244   出願人:JFEスチール株式会社, 株式会社クボタ, 新日本製鐵株式会社, 住友金属工業株式会社, 株式会社岡本建設用品製作所, シントク工業株式会社
  • 鋼管杭の接合構造および接合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-182366   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 鋼管杭の接合構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-016274   出願人:株式会社織本匠構造設計研究所

前のページに戻る