特許
J-GLOBAL ID:200903060138934614

オーディオ信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-532181
公開番号(公開出願番号):特表2001-511995
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 2001年08月14日
要約:
【要約】空間内の所定の方向にある音源に対応する左右チャンネルを有するオーディオ信号を提供する単一チャンネルオーディオ信号の処理方法であって、所定の方向から来る信号に対する両耳間時間差に対応するチャンネル間の時間遅延を導入する両耳間合成の実行することと、左耳信号の強度と右耳信号の強度をそれぞれの値に制御することを含む。これらの値は、使用中のリスナーの頭の位置に対する音源の位置を選択することにより決定され、そして距離に依存する音響強度の逆2乗則を使用して対応する左耳信号の強度と右耳信号の強度を決定して、使用中の音源の距離を知覚するためのキューを提供する。
請求項(抜粋):
使用中のリスナーの好適な位置に対する空間内の所定の方向で音源に対応する左右チャンネルを有するオーディオ信号を提供する単一チャンネルオーディオ信号の処理方法であって、 チャンネル内の情報は前記好適な位置からの前記単一チャンネルオーディオ信号の方向を知覚するキューを含み、 当該方法は、 (a)前記2つのチャンネル内の同一の単一チャンネル信号を有する2つのチャンネル信号を提供するステップと、 (b)複数のヘッド応答伝達関数の1つを使用してチャンネルのそれぞれを変形することにより、前記2つのチャンネル信号を変形して、リスナーの右耳に対する一方のチャンネルにおける右信号と前記リスナーの左耳に対する他方のチャンネルにおける左信号とを提供するステップと、 (c)前記所定の方向から来る信号に対する両耳間時間差に対応するチャンネル間の時間遅延を導入し、該両耳間時間差は所定の時間における音源の方向を知覚するためのキューを提供する方法において、 当該方法は、前記左信号と前記右信号を前記所定の時間においてそれぞれの値になるように強度を制御することを含み、前記値は前記所定の時間における前記好適な位置からの前記音源の距離の知覚のためのキューを提供するように選択されることを特徴とするオーディオ信号の処理方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-056600
  • 指向性音を作る方法及び装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平6-511022   出願人:ウィスコンシンアラムニリサーチファンデーション
  • 音像定位制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-276375   出願人:ヤマハ株式会社
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