特許
J-GLOBAL ID:200903060144179089

マイクロホン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 草野 卓 ,  稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-395448
公開番号(公開出願番号):特開2004-201291
出願日: 2003年11月26日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】エレクトレットコンデンサ型マイクロホンにおいて、砂塵が外部からエレクトレット膜へ進入することによって生じる感度劣化を抑制する。【解決手段】受音用音孔として働く貫通孔10aaと内側表面にスリット10adが設けられた導電体カプセル10の前面板10aの内側表面に、この受音用音孔10aaと連通しない位置に空気道孔として働く貫通孔11a、11bが設けられた導電体背極板11を密着固定し、これらの孔10aaと11a、11bをスリット10adで結び、この背極板11の前面板側と反対の面にエレクトレット膜である分極化処理されたFEP12を設け、このFEP12の背極板側と反対の面の周縁部に設けたスペーサ13を介し、導電性を有する振動膜14を取り付け、これらをカプセル10内に収容して、マイクロホンを構成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
エレクトレット膜とこれを間に挟んで対向配置された2つの電極とで以って形成されるコンデンサ部と、 このコンデンサ部を収容するカプセルと、 を具えたエレクトレットタイプのコンデンサ型マイクロホンにおいて、 上記2つの電極のうちの一方の電極は、導電体振動膜からなり、 上記2つの電極のうちの他方の電極は、導電体背極板からなり、環状円盤形絶縁体の電極間スペーサを介して上記振動膜と平行に上記スペーサによって定まる所定の厚さの空隙を持って対向配置され、 上記エレクトレット膜は、この背極板の振動膜側の表面及び振動膜の背極板側の表面のいずれか一方上に形成され、 背極板は、さらに、振動膜側の表面とは反対側の表面を覆って固定された覆い板を持ち、 背極板はそれを貫通する空気道孔を持ち、 覆い板は背極板の空気道孔とは連通しない位置に、それを貫通する空気道孔を持ち、 前記背極板の空気道孔の前記覆い板側の開口部は、前記覆い板によって覆われており、 前記覆い板の空気道孔の前記背極板側の開口部は、前記背極板によって覆われており、 背極板と覆い板は、それらの間に、上記互いに連通しない位置にある背極板の空気道孔と覆い板の空気道孔との間を、孔の軸と直角方向に結ぶ連結スリットを持ち、 この連結スリットと、それによって連結された上記両板の空気道孔とを通ってエレクトレット膜が外気と通じ、外気中の砂塵がエレクトレット膜に到達するのをこの連結スリットが抑制することを特徴とする。
IPC (1件):
H04R19/01
FI (1件):
H04R19/01
Fターム (2件):
5D021CC18 ,  5D021CC19
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 電気音響変換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-025477   出願人:アーカーゲーアコースティクスゲーエムベーハー
  • 風切り音防止型マイクロホン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-152382   出願人:フオスター電機株式会社
  • 防水マイク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-129698   出願人:ウエタックス株式会社
全件表示

前のページに戻る