特許
J-GLOBAL ID:200903060196358240
自動車シートのリクライニング装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
土橋 秀夫
, 江藤 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-193151
公開番号(公開出願番号):特開2004-033401
出願日: 2002年07月02日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】内歯車と外歯車とによる差動伝動機構を採用した自動車シートのリクライニング装置において、偏心軸部を構成するくさび片の挟入食込みとその解除作用による、位置固定時におけるシートバックのがたつきの解消と、位置調節時における外歯車と内歯車の円滑な回転伝動と、耐荷重、耐摩耗性を備えた新たな手段を提供する。【解決手段】内歯車1と、内歯車より歯数の少ない外歯車2が噛合された差動伝動機構を採用するリクライニング装置であって、偏心軸部4が、シートバックの位置固定時において外歯車の軸受輪内周面2cと内歯車の軸受筒外周面1bとの間に挟入される2枚のくさび板5,5 ́と、この2枚のくさび板のそれぞれを、反対向きとなる各挟入方向に付勢するばね杆6と、シートバックの位置調節時において回転軸3と共に回動して、位置固定時におけるくさび板の挟入状態を解除すると共に、このくさび板を伴なって回動する作動片部3aとを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内歯車と、この内歯車よりわずかに歯数の少ない外歯車が一部で噛合された状態で、回転軸と、この回転軸に対する偏心軸部により軸支された構成の差動伝動機構により、シートクッションに対してシートバックの傾倒角度を調節するリクライニング装置において、
前記偏心軸部は、シートバックの位置固定時において、前記外歯車の中央孔に相当する軸受輪内周面と回転軸周りとなる前記内歯車の軸受筒外周面との間に挟入される2枚のくさび板と、
前記2枚のくさび板のそれぞれを、前記挟入方向である反対周方向に付勢するばね杆と、
シートバックの位置調節時において、前記回転軸と共に回動して、前記位置固定時におけるくさび板の挟入状態を解除すると共に、このくさび板を伴なって回動する作動片部とを備え、
しかも前記くさび板のそれぞれは、前記位置調節時において、前記軸受輪内周面に摺接する円弧外側面部と、軸受筒外周面に摺接する円弧内側面部を有する略三日月板状であって、この2枚が前記回転軸の軸線方向に重ね合わせて配設されていることを特徴とする自動車用シートのリクライニング装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3B099AA05
, 3B099BA04
, 3B099CA20
引用特許:
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