特許
J-GLOBAL ID:200903067198589350

自動車座席用の調節金具、特に自動車座席の背当部用の傾斜調節金具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-207773
公開番号(公開出願番号):特開2002-058562
出願日: 2001年07月09日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、自動車座席用の調節金具、特に自動車座席の背当部用の傾斜調節金具に関し、この調節金具を可能な限り摩損しにくく形成し、且つ非常に静かに作動するように形成することを課題とする。この調節金具において、固定した座部領域に所属する固定した金具部1、および可動の背当部に所属する回転位置調節可能な金具部2が回転軸線3を中心として回転可能に駆動可能な偏心輪4を介して結合されている。【解決手段】 くさびセグメント4b;4cが、半径方向に重なり合って形成されており、且つそのくさびセグメントの厚さが逆方向に増大し、その際、それぞれのくさびセグメント4b;4cのそれぞれ一方の比較的に細い端面4g;4hが、偏心輪セグメント4aの当接面4e;4fに向けて相対しているそれぞれ他方のくさびセグメントの端面を越えて突出しており、且つ、この内側のくさびセグメント4bが内側の環状リング軸受面上で、およびこの外側のくさびセグメント4cが外側の偏心的な回転軸受5aの軸受面上で回転可能である。
請求項(抜粋):
自動車座席用の調節金具、特に自動車座席の背当部用の傾斜調節金具であって、この調節金具において、固定した座部領域に所属する固定した金具部(1)、および、可動の背当部に所属する回転位置調節可能な金具部(2)が回転軸線(3)を中心として回転可能に駆動可能な偏心輪(4)を介して結合されており、この偏心輪が一方の金具部(1)内における外側の回転軸受(5a)を介して、および他方の金具部(2)内において外側の回転軸受(5a)に対して偏心的な内側の回転軸受部(6a)を介して支承されており、且つ両方の金具部(1;2)が揺動伝動機構の部分を形成する有歯部(1a;2a)を有し、これら有歯部が偏心輪頂点の状態に対して半径方向に互いに係合の状態にあり、その際、外側の回転軸受(5a)において支承する偏心領域が駆動される偏心領域と一体的な偏心輪セグメント(4a)および外周において補完するくさびセグメント(4b;4c)によって形成されており、これらくさびセグメントがばね(7)の予負荷の状態にあり且つこのばね(7)によって偏心輪(4)が駆動されない場合、拡大された偏心領域を形成するために半径方向に外側へ予負荷されており、並びに偏心輪(4)が駆動される場合、縮小された偏心領域が形成し、その際、この内径(4d)から外側へ指向する当接面(4e;4f)を有する偏心輪セグメント(4a)が、この偏心輪(4)の回転においてくさびセグメントの幅の狭い端面(4g;4h)に当接するために形成されている様式の上記調節金具において、このくさびセグメント(4b;4c)が、半径方向に重なり合って形成されており、且つそのくさびセグメントの厚さが逆方向に増大し、その際、それぞれのくさびセグメント(4b;4c)のそれぞれ一方の比較的に細い端面(4g;4h)が、偏心輪セグメント(4a)の当接面(4e;4f)に向けて相対しているそれぞれ他方のくさびセグメントの端面を越えて突出しており、且つ、この内側のくさびセグメント(4b)が内側の環状リング軸受面上で、およびこの外側のくさびセグメント(4c)が外側の偏心的な回転軸受(5a)の軸受面上で回転可能であることを特徴とする調節金具。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/20
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/20
Fターム (7件):
3B087BD03 ,  3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA05 ,  3B099CA20 ,  3B099CA31 ,  3B099CB06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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