特許
J-GLOBAL ID:200903060369314813
エコーキャンセラ、及びその動作方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253168
公開番号(公開出願番号):特開2001-077728
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】 エコー減衰量を最終的に所望エコー減衰量以上にすること。【解決手段】 エコー減衰量ACOM(i)が所望エコー減衰量ACOMより小さく、かつ エコー消去量ACANC(i)がエコー/ノイズ比E/N(i)以上であるとき、ブロック長計算器32は、ブロック長BL(i)を増加させて、増加されたこのブロック長BL(i)をブロック長制御器34に出力する。
請求項(抜粋):
電話回線における送信者側から出力された受信信号の一部が、受信者側のエコーパスを経由して前記送信者側に回り込むエコーを消去するエコーキャンセラにおいて、前記エコーパスのインパルス応答を最小平均2乗法によって推定して、該推定された前記インパルス応答を適応フィルタ係数として出力する適応フィルタ係数計算系と、前記適応フィルタ係数及び前記受信信号をコンボリューションさせることによって、前記エコーの擬似エコー信号を作成して出力する適応フィルタと、前記エコーから前記擬似エコー信号を差し引くことによって、該エコーを消去する加算器とを具え、前記適応フィルタ係数計算系は、ダブルトーク検出器、ブロック長決定部及び適応フィルタ係数計算器を具え、前記エコーと前記擬似エコー信号との差をエコー残差とし、前記受信信号のパワーと該エコー残差のパワーとの対数比をエコー減衰量とし、及び該エコー減衰量の予め定められた任意の目標値を所望エコー減衰量とするとき、前記ダブルトーク検出器は、通話状態がシングルトーク状態、ダブルトーク状態、送話状態或いは無通話状態の何れの状態であるかを判定し、該ダブルトーク検出器によって前記通話状態が前記シングルトーク状態であると判定されたとき、前記ブロック長決定部は、前記エコー減衰量を最終的に前記所望エコー減衰量以上にするように、前記最小平均2乗法におけるブロック長を決定して出力し、前記適応フィルタ係数計算器は、前記ブロック長、前記エコー残差及び前記受信信号を用いて前記適応フィルタ係数を計算して、該適応フィルタ係数を前記適応フィルタに出力することを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (4件):
H04B 3/06
, G10L 15/20
, G10L 21/02
, H04M 1/60
FI (3件):
H04B 3/06 A
, H04M 1/60 C
, G10L 3/02 301 D
Fターム (15件):
5D015EE04
, 5K027BB03
, 5K027DD08
, 5K027DD10
, 5K027DD18
, 5K046AA01
, 5K046BB01
, 5K046HH11
, 5K046HH18
, 5K046HH24
, 5K046HH39
, 5K046HH45
, 5K046HH79
, 9A001HH15
, 9A001KK56
引用特許:
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