特許
J-GLOBAL ID:200903060375231369

減圧高温浸炭される熱間鍛造部品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-378722
公開番号(公開出願番号):特開2005-139523
出願日: 2003年11月07日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】減圧化された雰囲気内に浸炭ガスを導入して高温浸炭処理する場合に発生する結晶粒の異常粒成長を確実に防止できる減圧浸炭用鋼の提供。【解決手段】所定量のC、Si、Mn、Cr、Al、Nb、N、Vを含有し、必要に応じてMoを含有、残部Fe及び不純物元素からなる鋼に以下の工程を施す。(1)溶製し、製造した鋼塊又は鋳片を粗圧延し製造した鋼材を、1200°C以上の温度にて30分以上加熱保持した後、1100°C以上の温度で仕上圧延し、圧延後500°Cまでの温度範囲を25°C/分以上の速度で冷却して鍛造用母材を製造する。(2)鍛造用母材を再度1250°C以上に加熱後、1180°C以上の温度で熱間鍛造する。(3)熱間鍛造後500°Cまでの温度範囲を25°C/分以上の速度で冷却する。(4)900〜1000°Cの温度に再加熱し、30分以上保持した後、500°Cまでを25°C/分以下の速度で徐冷する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
重量%でC:0.10〜0.30%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.30〜1.50%、Cr:0.30〜2.00%、 Al:0.02〜0.06%、Nb:0.04〜0.08%、N:0.0080〜0.0250%、V:0.01%以下を含有し、残部Fe及び不純物元素からなる鋼に、以下の工程を施すことを特徴とする減圧高温浸炭される熱間鍛造部品の製造方法。 (1)溶製し、製造した鋼塊又は鋳片を粗圧延し得られた鋼材を、1200°C以上の温度にて30分以上加熱保持した後、1100°C以上の温度で仕上圧延し、圧延後500°Cまでの温度範囲を25°C/分以上の速度で冷却して鍛造用母材を製造する。 (2)鍛造用母材を再度1250°C以上に加熱後、1180°C以上の温度で熱間鍛造する。 (3)熱間鍛造後500°Cまでの温度範囲を25°C/分以上の速度で冷却する。 (4)900〜1000°Cの温度に再加熱し、30分以上保持した後、500°Cまでを25°C/分以下の速度で徐冷する。
IPC (5件):
C21D8/00 ,  B21B3/00 ,  B21J5/00 ,  C21D1/06 ,  C23C8/22
FI (5件):
C21D8/00 A ,  B21B3/00 A ,  B21J5/00 A ,  C21D1/06 A ,  C23C8/22
Fターム (31件):
4E087AA01 ,  4E087BA02 ,  4E087BA12 ,  4E087BA13 ,  4E087CA11 ,  4E087CB01 ,  4E087CB04 ,  4E087DB17 ,  4E087DB18 ,  4E087DB24 ,  4E087GA09 ,  4E087HA01 ,  4E087HA31 ,  4K028AA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AC03 ,  4K032AA01 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA31 ,  4K032AA36 ,  4K032BA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD01 ,  4K032CF03
引用特許:
出願人引用 (10件)
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