特許
J-GLOBAL ID:200903060465149904
冷凍サイクル装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-061533
公開番号(公開出願番号):特開平11-257762
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 ホットガスバイパスによる暖房能力向上と圧縮機保護とを両立する。【解決手段】 圧縮機10の吐出冷媒ガスの過熱度とサイクル循環冷媒量との間に相関関係があること、および圧縮機吐出冷媒ガスの過熱度を所定範囲に制御することにより、圧縮機吸入冷媒を適度の液冷媒戻りの状態にして暖房能力を向上できることを実験的に確認した。そこで、圧縮機10の吐出側に、吐出ガス冷媒の圧力センサ26と温度センサ27を設け、この両センサ26、27の検出信号を制御装置29に入力し、過熱度を判定する。そして、圧縮機吐出ガス冷媒の過熱度の大小により第1、第2電磁弁13、20の開閉を切り替えて、凝縮器14側への冷媒放出と凝縮器14側からの滞留冷媒の回収とを切り替える。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機(10)と、この圧縮機(10)の吐出ガス冷媒を凝縮する凝縮器(14)と、この凝縮器(14)で凝縮した冷媒を減圧させる第1減圧装置(17)と、この第1減圧装置(17)で減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(18)と、前記圧縮機(10)の吐出側を直接、前記蒸発器(18)の入口側に接続するホットガスバイパス通路(19)と、このホットガスバイパス通路(19)に設けられ、前記圧縮機(10)の吐出ガス冷媒を減圧する第2減圧装置(21)と、前記圧縮機(10)の吐出側と前記凝縮器(14)の入口側との連通および前記圧縮機(10)の吐出側と前記ホットガスバイパス通路(19)の入口側との連通を切り替える弁手段(13、20)と、前記圧縮機(10)の吐出側に設けられ、吐出ガス冷媒の過熱度に応じた信号を検出する過熱度信号検出手段(26、27)と、この過熱度信号検出手段(26、27)の検出信号に基づいて前記吐出ガス冷媒の過熱度を判定し、前記弁手段(13、20)を制御する制御手段(28)とを備え、前記弁手段(13、20)により前記凝縮器(14)の入口側を閉塞するとともに、前記ホットガスバイパス通路(19)の入口側を開放して、ホットガスバイパスによる暖房モードを運転している時に、前記吐出ガス冷媒の過熱度が第1設定値より小さいときは循環冷媒量が過剰であるとして、前記弁手段(13、20)により前記凝縮器(14)の入口側を開放して、前記凝縮器(14)側に冷媒を放出し、一方、前記吐出ガス冷媒の過熱度が前記第1設定値より大きい第2設定値よりさらに大きくなったときは、循環冷媒量が不足であるとして、前記弁手段(13、20)により前記ホットガスバイパス通路(19)の入口側を閉塞して、前記凝縮器(14)側の滞留冷媒を前記蒸発器(18)側に回収することを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 101
, F25B 1/00 385
FI (2件):
F25B 1/00 101 H
, F25B 1/00 385 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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空調機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-164124
出願人:株式会社日立製作所, 日立清水エンジニアリング株式会社
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空気調和装置の運転制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-091747
出願人:ダイキン工業株式会社
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空調装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-111688
出願人:日本電装株式会社
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冷凍サイクル装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-344678
出願人:三菱電機株式会社
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