特許
J-GLOBAL ID:200903060472195920

円すいころ軸受及び保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-230409
公開番号(公開出願番号):特開2008-051295
出願日: 2006年08月28日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】円すいころの大端面と内輪の大つばのころ案内面との間に対する潤滑油の流れを円滑化し、耐焼き付き性を図ることができる円すいころ軸受と、円すいころ軸受に好適に採用することができる保持器を提供する。【解決手段】保持器40は、大径側環状部41と、小径側環状部42と、これら両環状部を連結しかつ複数個の円すいころ30をそれぞれ保持するポケット43を区画形成する複数の柱部44とを有する。複数の柱部44の内周面側には、中心軸線と平行する線L1又はL2に対し外周面側の傾斜角度θ1よりも小さい傾斜角度θ2でかつ小径側端部近傍から大径側端部近傍にわたって延びる突出部45が形成される。突出部45の内周面側には、小径側端部から大径側端部に向けて潤滑油を流動案内する誘導溝46が凹設される。誘導溝46の大径側端部は、大つば12のころ案内面13に臨んで開口している。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内輪と外輪の両軌道面の間に転動可能に配設された複数個の円すいころの大端面が前記内輪の大つばのころ案内面に転動案内され、前記複数個の円すいころの小端面が前記内輪の小つばのころ案内面に転動案内され、前記両軌道面の間に前記複数個の円すいころをそれぞれ保持する保持器が配設された円すいころ軸受であって、 前記保持器は、大径側環状部と、小径側環状部と、これら両環状部を連結しかつ前記複数個の円すいころをそれぞれ保持するポケットを区画形成する複数の柱部とを有し、 前記複数の柱部の内周面側には、中心軸線と平行する線に対し外周面側の傾斜角度よりも小さい傾斜角度でかつ小径側端部近傍から大径側端部近傍にわたって延びる突出部が形成され、 前記突出部の内周面側には、小径側端部から大径側端部に向けて潤滑油を流動案内する誘導溝が凹設され、 前記誘導溝の大径側端部は、前記大つばのころ案内面に臨んで開口していることを特徴とする円すいころ軸受。
IPC (3件):
F16C 33/46 ,  F16C 19/36 ,  F16C 33/66
FI (3件):
F16C33/46 ,  F16C19/36 ,  F16C33/66 Z
Fターム (28件):
3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA22 ,  3J101CA08 ,  3J101CA13 ,  3J101EA31 ,  3J101EA33 ,  3J101EA36 ,  3J101EA38 ,  3J101FA33 ,  3J701AA16 ,  3J701AA25 ,  3J701AA32 ,  3J701AA42 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA22 ,  3J701CA08 ,  3J701CA13 ,  3J701EA31 ,  3J701EA33 ,  3J701EA36 ,  3J701EA38 ,  3J701FA33
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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