特許
J-GLOBAL ID:200903060475866124

車両用アンテナ装置およびその設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-196205
公開番号(公開出願番号):特開2004-040571
出願日: 2002年07月04日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】目立たない程度に膜切欠き部の寸法を小さくし、および、良好に電波を送受信することを可能にした車両用アンテナ装置の設計方法を提供する。【解決手段】窓ガラスの透明導電膜が形成されていない膜切欠き部と、膜切欠き部を透過してくる電波を受信するアンテナとを備える車両用アンテナ装置の送受信特性は、膜切欠き部の寸法と、窓ガラスとアンテナとの間の距離dとに依存する。膜切欠き部の寸法を一定にして距離dを変えた場合、送受信特性値の極大値が分布する。したがって、膜切欠き部の寸法および距離dを変えて、アンテナの送受信特性値を測定し、その極大値から候補となる膜切欠き部の寸法および距離dを選び、これら候補の中から、実際に車両内のアンテナ取り付け位置を考慮して、最適な膜切欠き部の寸法および距離dを決定する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
実質的全面に透明導電膜が形成された車両用窓ガラスの前記透明導電膜の一部に形成された膜切欠き部と、前記膜切欠き部を透過してくる電波を受信するアンテナとを備える車両用アンテナ装置の設計方法であって、 (a)異なる寸法の膜切欠き部がそれぞれ設けられた複数枚の測定用窓ガラスと、前記アンテナとを準備するステップと、 (b)放射されてくる電波が存在する環境内に前記アンテナを設置し、アンテナの受信電圧を測定するステップと、 (c)前記複数枚の測定用窓ガラスのうち1枚の測定用窓ガラスを、前記アンテナに対して、前記電波の到来してくる側に配置し、前記測定用窓ガラスと前記アンテナとの間の距離を変えながら、前記アンテナの受信電圧を測定するステップと、 (d)前記ステップ(b)で測定した受信電圧に対する、前記ステップ(c)で測定した受信電圧の減衰量を求めるステップと、 (e)前記(c),(d)のステップを繰り返すステップと、 (f)前記各測定用窓ガラスについて求められた減衰量の極大値を求めるステップと、 (g)前記極大値を与える、前記膜切欠き部の寸法、および前記測定用窓ガラスと前記アンテナとの間の距離のうち、最適な寸法および距離を選択し、選択した寸法を前記車両用窓ガラスの透明導電膜の一部に形成された膜切欠き部の寸法とし、前記選択した距離を、前記車両用窓ガラスと前記アンテナとの間の距離とするステップと、 を含む、車両用アンテナ装置の設計方法。
IPC (3件):
H01Q1/32 ,  B60J1/00 ,  B60R11/02
FI (3件):
H01Q1/32 Z ,  B60J1/00 B ,  B60R11/02 A
Fターム (14件):
3D020BA13 ,  3D020BC02 ,  3D020BD05 ,  3D020BE04 ,  5J046AA03 ,  5J046AA12 ,  5J046AB03 ,  5J046AB13 ,  5J046AB17 ,  5J046LA07 ,  5J046MA08 ,  5J046RA18 ,  5J046UA03 ,  5J046UA08
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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