特許
J-GLOBAL ID:200903060516064143

磁石発電機を備えた発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-333259
公開番号(公開出願番号):特開2004-173482
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】磁石発電機の電機子コイルに交流制御電圧を印加することにより発電機出力を制御する発電装置において、出力の制御を常に的確に行なわせること。【解決手段】バッテリ2からインバータを通して磁石発電機1の電機子コイルに交流制御電圧を印加して、該交流制御電圧の位相角を変化させることにより、磁石発電機の出力を増減させて、該発電機の出力を目標値に一致させる制御を行わせる。交流制御電圧の位相角を遅らせたときに磁石発電機の出力が増加する特性、及び交流制御電圧の位相角を遅らせたときに発電機の出力が減少する特性をそれぞれ正規の制御特性及び相反的な制御特性とし、交流制御電圧の位相角に対する発電機の出力の現在の制御特性がいずれの制御特性であるかを判定して、その判定結果に基づいて発電機の出力を目標値に近づける制御を行う際の交流制御電圧の位相角の変化の方向を決める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
磁石回転子と前記磁石回転子の磁極に対向する磁極部を有する電機子鉄心にm相(mは1以上の整数)の電機子コイルを巻装してなる固定子とを備えた磁石発電機と、前記磁石発電機から得られるm相の交流出力電圧を直流電圧に変換して電圧蓄積手段に印加するAC/DCコンバータ及び前記電圧蓄積手段の両端の電圧をm相の交流電圧に変換して前記電機子コイルに印加するインバータを備えたAC/DC相互変換回路と、前記電機子コイルの誘起電圧と周波数が等しい交流制御電圧を前記電圧蓄積手段から前記インバータを通して前記電機子コイルに印加して、前記交流制御電圧の位相角を変化させることにより前記磁石発電機の出力を目標値に近づける制御を行うべく前記インバータを制御するコントローラとを備えた発電装置であって、 前記コントローラは、 前記交流制御電圧の位相角を現在の位相角に対して遅れ側に変化させたときに前記磁石発電機の出力が増加し、前記交流制御電圧の位相角を現在の位相角に対して進み側に変化させたときに前記磁石発電機の出力が減少する制御特性を正規の制御特性とし、前記交流制御電圧の位相角を現在の位相角に対して相対的に遅れ側に変化させたときに前記磁石発電機の出力が減少し、前記交流制御電圧の位相角を現在の位相角に対して相対的に進み側に変化させたときに前記磁石発電機の出力が増加する制御特性を相反的な制御特性として、前記磁石発電機の出力の前記交流制御電圧の位相角に対する現在の制御特性が前記正規の制御特性であるのか相反的な制御特性であるのかを判定する制御特性判定手段と、 前記制御特性判定手段による判定の結果に応じて前記磁石発電機の出力を目標値に近づける方向に前記交流制御電圧の位相角を変化させて前記交流制御電圧の新たな位相角を決定する位相角決定手段と、 前記位相角決定手段により決定された位相角を有する前記交流制御電圧を前記電機子コイルに印加するように前記インバータを制御するインバータ制御手段とを備えている発電装置。
IPC (2件):
H02P9/00 ,  H02P9/04
FI (2件):
H02P9/00 A ,  H02P9/04 J
Fターム (13件):
5H590AA30 ,  5H590AB02 ,  5H590CA07 ,  5H590CA23 ,  5H590CC02 ,  5H590CC24 ,  5H590CD03 ,  5H590EB04 ,  5H590FA05 ,  5H590FC14 ,  5H590HA02 ,  5H590HA04 ,  5H590HA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-200317   出願人:国産電機株式会社
審査官引用 (4件)
  • 発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-200317   出願人:国産電機株式会社
  • 車両用発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-098980   出願人:日本電装株式会社
  • 車両用発電機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-187321   出願人:日本電装株式会社
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