特許
J-GLOBAL ID:200903060537945573

炭窒化チタン基合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107301
公開番号(公開出願番号):特開平10-298695
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 使用寿命の長いサーメット切削工具用の炭窒化チタン基合金を提供する。【解決手段】 本発明による炭窒化チタン基合金では、その断面を走査型電子顕微鏡写真で観察した場合、その合金中の硬質相粒子が、その芯部に位置する黒色に見える黒芯部1と、その周辺のグレーに見える周辺組織2とを有する。そして、その黒芯部1の面積が粒子全体の面積の30%以上の粒子を粒子A、黒芯部1の面積が粒子全体の面積の30%未満の粒子を粒子Bとした場合、粒子Aの黒芯部1の平均面積が0.8以上μm2 2.5以下μm2 、粒子Bの黒芯部1の平均面積が0.1μm2 以上0.7μm2 以下の範囲にある。
請求項(抜粋):
Tiと、Ti以外の周期律表IVa、VaおよびVIa族の金属の中から選択される少なくとも1種の金属との炭化物、窒化物および炭窒化物のうちの少なくとも1つを含む硬質相が80重量%以上95重量%以下存在し、残部が、CoおよびNiを主成分とした結合相と、不可避不純物とを有する炭窒化チタン基合金であって、走査型電子顕微鏡写真で観察した場合に、前記合金中の前記硬質相の粒子は、芯部に位置する黒色に見える黒芯部と、前記黒芯部の周辺のグレーに見える周辺組織とを有し、前記黒芯部の面積が粒子全体の面積の30%以上の粒子を粒子A、前記黒芯部の面積が粒子全体の面積の30%未満の粒子を粒子Bとした場合、前記粒子Aの前記黒芯部の平均面積が0.8μm2 以上2.5μm2 以下であり、前記粒子Bの前記黒芯部の平均面積が0.1μm2 以上0.7μm2 以下の範囲にある、炭窒化チタン基合金。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 窒素含有焼結硬質合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-324603   出願人:住友電気工業株式会社
  • 炭窒化チタン基合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-315523   出願人:北海道住電精密株式会社, 住友電気工業株式会社
  • 特開昭62-170452
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