特許
J-GLOBAL ID:200903060893965791

ポリプロピレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105852
公開番号(公開出願番号):特開平10-298398
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】耐衝撃性と剛性の物性バランスに優れたポリプロピレン系樹脂組成物を提供する。【解決手段】プロピレンとα-オレフィンのブロック共重合体[A]50〜95重量%と、(a)〜(c)の要件を満足するエチレン系重合体[B]50〜5重量%からなり、(d)の要件を満足するポリプロピレン系樹脂組成物を用いる。(a)密度が0.94g/cm3以上、(b)MFRが0.1〜8g/10分、(c)MFRと極限粘度[η]が下記(1)式を満足する、(d)測定周波数10Hz,昇温速度2°C/分で測定した場合の固体の動的粘弾性測定で得られる損失弾性率(E”)の温度依存性曲線において、-60〜-10°Cの温度範囲に明瞭なピークが現れる。 [η]>-0.48・log(MFR)+1.4 (1)
請求項(抜粋):
プロピレンとα-オレフィンのブロック共重合体[A]50〜95重量%と、下記(a)〜(c)の要件を満足するエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレフィン共重合体[B]50〜5重量%からなり、下記(d)の要件を満足することを特徴とするポリプロピレン系樹脂組成物。(a)100°Cの熱水に1時間浸し、そのままの状態で23°Cまで放冷したものの密度が0.94g/cm3以上(b)190°C,2160gの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.1〜8g/10分(c)上記MFR(g/10分)と、135°Cでオルトジクロロベンゼン中で測定した極限粘度([η],dl/g)が下記(1)式を満足する [η]>-0.48・log(MFR)+1.4 (1)(d)測定周波数10Hz,昇温速度2°C/分で測定した場合の固体の動的粘弾性測定で得られる損失弾性率(E”)の温度依存性曲線において、-60〜-10°Cの温度範囲に明瞭なピークが現れる。
IPC (2件):
C08L 53/00 ,  C08L 23:04
引用特許:
審査官引用 (7件)
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