特許
J-GLOBAL ID:200903094254015806

ポリプロピレン系樹脂用改質材およびポリプロピレン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105853
公開番号(公開出願番号):特開平10-298361
出願日: 1997年04月23日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】耐衝撃性、特に低温環境下での耐衝撃性を向上させ、さらに、高流動性のバランスに優れたプロピレン・α-オレフィンブロック共重合体用改質材、ならびにポリプロピレン系樹脂組成物を提供する。【解決手段】(a)〜(d)の要件を満足するエチレン系重合体[A]20〜80重量%と、(a),(e)の要件を満足するエチレン系重合体[B]80〜20重量%からなるプロピレン・α-オレフィンブロック共重合体用改質材を用いる。(a)密度が0.94g/cm3以上、(b)MFRが0.1〜4g/10分、(c)MFRと極限粘度[η]が(1)式を満足、(d)プロピレン・α-オレフィンブロック共重合体と[A]からなる組成物が、-60〜-10°Cの温度範囲に損失弾性率の明瞭なピ-クを示す、(e)MFRが5g/10分以上 [η]>-0.48・log(MFR)+1.4 (1)
請求項(抜粋):
下記(a)〜(d)の要件を満足するエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレフィン共重合体[A]20〜80重量%と、下記(a),(e)の要件を満足するエチレン単独重合体またはエチレン・α-オレフィン共重合体[B]80〜20重量%からなるプロピレン・α-オレフィンブロック共重合体用改質材。(a)100°Cの熱水に1時間浸し、そのままの状態で23°Cまで放冷したものの密度が0.94g/cm3以上(b)190°C,2160gの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が0.1〜4g/10分(c)上記MFR(g/10分)と、135°Cでオルトジクロロベンゼン中で測定した極限粘度([η],dl/g)が下記(1)式を満足する。 [η]>-0.48・log(MFR)+1.4 (1)(d)プロピレン・α-オレフィンブロック共重合体と[A]からなる組成物について、固体の動的粘弾性の温度分散を測定(測定周波数10Hz,昇温速度2°C/分)した際に、-60〜-10°Cの温度範囲に損失弾性率(E”)の明瞭なピ-クが現れる。(e)190°C,2160gの荷重下で測定したメルトフローレート(MFR)が5g/10分以上
IPC (3件):
C08L 23/04 ,  C08L 53/00 ,  C08L 23:04
FI (2件):
C08L 23/04 ,  C08L 53/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
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