特許
J-GLOBAL ID:200903060935543051

ビットタイミング再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363522
公開番号(公開出願番号):特開平11-177644
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 ノイズや非線形歪みによる特性の劣化を防止できるビットタイミング再生回路を提供することを目的とする。【解決手段】 ベースバンド周波数帯の複素変調信号の実部信号を第1のA/D変換器10で実部ディジタル信号に変換し、第2のA/D変換器11で虚部ディジタル信号に変換し、実部ディジタル信号と虚部ディジタル信号から変調信号位相検出回路14でベースバンド周波数帯の複素変調信号の複素平面上の位相角を検出して位相角情報を出力して、遅延回路16で位相角情報をシンボル間隔だけ遅延し、減算器15で位相角情報と遅延した位相角情報との減算を行って得た位相角差からクロック位相検出回路17でクロック位相ずれ情報を第1の補間フィルタ18、第2の補間フィルタ19に出力してそれぞれ実部ディジタル信号と虚部ディジタル信号とを最適サンプリング点における信号に変換する。
請求項(抜粋):
ディジタル位相変調された受信変調信号から得られたベースバンド周波数帯の複素変調信号の実部信号を実部ディジタル信号に変換する第1のアナログ/ディジタル変換器と、前記ベースバンド帯の複素変調信号の虚部信号を虚部ディジタル信号に変換する第2のアナログ/ディジタル変換器と、前記実部ディジタル信号と前記虚部ディジタル信号とを入力してベースバンド周波数帯の複素変調信号の複素平面上の位相角を検出して位相角情報を出力する変調信号位相検出回路と、前記位相角情報をシンボル間隔だけ遅延する遅延回路と、前記位相角情報と前記遅延回路の出力信号との減算を行って前記シンボル間隔間の変調信号の複素平面上の位相差を検出する減算器と、前記減算器から出力された前記位相差からサンプリングクロックの最適サンプリング点からのタイミングずれを検出してクロック位相ずれ情報を出力するクロック位相検出回路と、前記クロック位相検出回路から出力される前記クロック位相ずれ情報を基にして前記第1のアナログ/ディジタル変換器から出力される前記実部ディジタル信号と前記第2のアナログ/ディジル変換器から出力される前記虚部ディジタル信号とをそれぞれ最適サンプリング点における信号に変換する信号変換手段と、を備えることを特徴とするビットタイミング再生回路。
IPC (3件):
H04L 27/22 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/02
FI (3件):
H04L 27/22 C ,  H04L 7/00 F ,  H04L 7/02 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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