特許
J-GLOBAL ID:200903060996890900

光ヘッド用対物レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金井 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-388080
公開番号(公開出願番号):特開2001-249273
出願日: 2000年12月21日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 温度変化や光源の個体差により波長が設計波長からずれた場合にも、最適なビームスポットを形成することができる屈折・回折ハイブリッド対物レンズを提供することを課題とする。【解決手段】 対物レンズ10は、両面が非球面である樹脂製単レンズであり、一方のレンズ面11に光軸を中心とした輪帯状のパターンとして回折レンズ構造が形成されている。回折レンズ構造は、共用領域RCでは光ディスクの保護層の厚さの違いによる球面収差の変化を波長の切換により補正するような球面収差の波長依存性を有し、高NA専用領域では屈折レンズの温度変化に伴う屈折率変化による球面収差の変化を、半導体レーザーの温度変化に伴う波長変化により補正するような球面収差の波長依存性を有する。
請求項(抜粋):
正のパワーを有する屈折レンズと、該屈折レンズの少なくとも一方のレンズ面に形成された微細な段差を有する複数の同心の輪帯から成る回折レンズ構造とを有し、前記回折レンズ構造は、記録密度の低い光ディスクに必要充分な低NAの光束が透過する共用領域と、記録密度の高い光ディスクに対してのみ必要な高NAの光束が透過する高NA専用領域とに区分され、前記共用領域の回折レンズ構造は、光ディスクの保護層の厚さの相違に基づく球面収差の変化を入射光の波長の変化により補正するような球面収差の波長依存性を有し、前記高NA専用領域の回折レンズ構造は、前記共用領域の回折レンズ構造より球面収差の波長依存性が小さく、かつ、高NAに対応する波長において球面収差が十分補正されるよう設定されていることを特徴とする光ヘッド用対物レンズ。
IPC (3件):
G02B 13/18 ,  G02B 3/08 ,  G11B 7/135
FI (3件):
G02B 13/18 ,  G02B 3/08 ,  G11B 7/135 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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